私は野坂悠馬の姉２【アレスの天秤】 (ページ15)

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65話ページ15

夢主side

そして南雲の代わりに入ってきたのが吉良ヒロトだった

みんなヒロトが入ってきたことで緊張感が増している

そして試合再開

ヒロトは次々と雷門イレブンを抜いていき、早くもゴール前でシュート体勢に入る

ヒ〔ザ・エクスプロージョン〕

ヒロトの必殺シュートは雷門ゴールに突き刺さった

その後もヒロトは究極の個人技で次々と追加点を決めていく

『ヒロトの個人技がここまでとは思ってなかったよ。これぞ究極の個人技と言えるんだろうな』

しかしヒロトの表情にだんだん疲労の色が見え始める

その時永世はタツヤをフィールドに戻してきた

『なかなか面白い展開になってきたな。雷門はあいつらの猛攻にどれだけ耐えれるか…』

つ「なんか明日奈さん楽しそうですね！」

『ああこれからもっと面白い展開になるぞ(タツヤが無理をしないといいが…)』

明日奈の表情には楽しさと反対にタツヤとヒロトを心配しているという表情が少し滲み出ていた

タツヤが加わるがヒロトの個人技は止まらない

雷門はヒロトの個人技に対応できるようになったのか足止めできるようになっていた

タ「ヒロト！パスだ！」

ヒ「うるせぇ！俺に指図すんじゃねぇ！」

タツヤがヒロトにパスを出すようにいうが、それでも1人で攻め上がるヒロト

つ「はぁ…パスを出されるかと思いましたよ」

杏「まさか試合でパスを出さない選手がいるなんて…」

『どれだけ高い個人技を持っていてもパスを出さなければその選手を封じることは容易い』

杏「でももし彼がパスを出したら…」

『その時はやばいかもな…』

雷門はついにヒロトからボールを奪い、小僧丸が〔ファイアートルネード〕放つ

砂木沼が〔ワームホール〕で止めるが、ボールが再び出てくるところを予測して剛陣がゴールにねじ込んだ

剛「見たか！俺の必殺技！」

つ「必殺技？」

杏「たまたま感が当たったような気もするけど…」

『本当飽きないよねあいつ』

そこからも雷門はパスをつなぎながら攻め続ける

明日人がシュートを放つが、それは砂木沼の新たな技で止められた

そこから永世はカウンター攻撃に入り、再びヒロトにボールが渡る

雷門がヒロトを集中してマークしていると、ヒロトはその場でシュートを放つ

つ「あんなところからシュート！？」

『いや、あれはヒロトなりのパスだ(ヒロト…)』

そしてそのパスは近くにいたタツヤが受け取る