私は野坂悠馬の姉２【アレスの天秤】 (ページ12)

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62話ページ12

夢主side

ヒ「なんだ似合ってんじゃねぇかよ」

『褒め言葉として受け取っておくよ。ヒロト』

ヒ「なんだ？」

『この格好でやってほしいことあるか？』

ヒ「…じゃあ今日一日俺の執事になることだな」

『わかりましたヒロト様(イケボ)』

ヒ「！それでいいんだよ//////////(イケボじゃねぇかよ)」

『では行きましょうか』

ヒ「どこにだ？」

『永世サッカー部です』

ヒ「はぁ！？」

『ご安心ください。練習相手がいなければ私がお相手しますから』

ヒ「…そうか。じゃあ行くか」

『はい』

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〈永世サッカー部〉

『ヒロト様着きました』

ヒ「そうか」

八「！ヒロトさん…」

南「なんだあいつ今更かよ」

涼「隣にいるのは誰だ？」

基「ヒロト！来てくれたんだな！」

ヒ「別に暇だっただけだ」

南「なんだとっ！俺たちは真剣に戦ってんだ！お前も少しは真面目に練習ぐらいはしろよ！」

ヒ「どうしようと俺の勝手だろうがよ」

涼「…明日奈さん？」

永世「「！？」」

『ハハっやっぱり風介にはバレるか』

基「明日奈さん！？なんでそんな格好してるんですか！？」

『ああ、今ちょっとしたゲーム中でな。ヒロトの執事ってことにしといてくれ』

南「こいつの執事！？」

『お前たちはヒロトと練習したいか？』

永世「「………」」

『まあいい。ヒロトの相手は俺がするからみんなは練習に戻っていいぞ』

基「は、はい！みんな戻るぞ」

みんなが居なくなってから

『さあヒロト様やりましょうか』

ヒ「…ああ」

『ヒロト様はどのポジションにいるんですか？』

ヒ「FWだ。忘れんじゃねえぞ俺がゴッドストライカーだってことをな！」

『忘れるわけないですよ。じゃあシュート打ってみてください』

ヒ「いいのか？」

『私が止めます。なのでヒロト様はネットを破る勢いで蹴ってもらって構いません』

ヒ「わかった。俺の日頃のストレス全部ぶち込んでやるよ！」

ヒ〔ザ・エクスプロージョン〕

『(必殺技なしで止めると怪しまれるな…ここはあえて！)』

『〔ゴットハンド〕』

明日奈の手のひらをみるとボールはその中に綺麗に収まっていた

ヒ「なに！？」

永世「「えー！？」」

『…そこに隠れてるやつ出てこい。バレてるんだからな』

永世「「すいませんでした！」」

『よしヒロト！まだまだ打ってこい！』