私は野坂悠馬の姉【アレスの天秤】 (ページ5)

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5話ページ5

夢主side
外で3人を待っていたら、1番に一郎太が来た

『一郎太が1番か』

風「そうなのか？」

『ああ、練習後なのにありがとな。実は今日の雷門の試合を見にいきたくて』

風「そうか」

そこからしばらく待っているとどこからともなく

「わぁーーー！」

『今の声は…佐久間だな;』

風「ああ…;」

佐「明日奈さん！すみませんお待たせして」

『いや全然大丈夫だが…源田はどこにいるんだ？』

佐「へ？」

源「佐久間！お前速すぎだ！はぁっはぁ…」

佐「すまない源田！大丈夫か？」

源「大丈夫なわけあるか！はぁっはぁ…」

『源田これやるから飲んでおけ。飲みかけだが…すまないな』

源「いえ…大丈夫です(飲みかけ…)」

風「とりあえず行こうか」

『ああそうだな』

佐「どこに行くんですか？」

『雷門スタジアムだ』

佐「なぜ雷門に？」

『今日雷門vs美濃道三の試合があるのは知っているだろう？少し気になってな』

佐「源田！お前の言ったこと当たったな！」

源「本当だな」

風「どういうことだ？」

源「明日奈さんがどこに行くのか予想してただけだ」

風「そうだったのか」

『そろそろ着きそうだな…俺は席取ってるから3人は好きにしてていいぞ？』

佐「俺は明日奈さんにお供します！」

『じゃあ2人はどうする？』

風「俺は壁山に会ってくるよ」

源「じゃあ俺は飲み物でも買ってきますよ」

『そうか。一郎太気をつけてな。源田俺はカフェラテで頼む』

源「わかりました」

『それじゃあ佐久間行くか』

佐「はい！源田俺はコーラで頼む」

源「了解！」

『(今回の試合はどちらが勝つだろうか…今回雷門が負けると本戦出場は厳しいな。雷門はあの鉄壁の要塞を壊せるだろうか…？)』

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野坂side

西「星章の灰崎ですね」

野「うん」

灰「王帝月ノ宮の野坂悠馬…こんな試合に戦術の皇帝がお出ましとはなぁ」

野「少し興味深いチームだと思ってね…君もここにいるということは雷門に興味を持ったんじゃない？」

灰「チッ、暇だっただけだ…」

そう言って灰崎は野坂の横を通っていった

野「(姉さん…今どこにいるんですか？)」

野坂は空を見上げた