検索窓
今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:26,651 hit

10*眼鏡 ページ12

私は、本来のここに来た意味を思い出した




「近藤さんよ、見てくれ。」



私は、見回りに行く途中の近藤さんを呼び止めた



「どうかしたのか?」



近藤さんは嫌な顔せず、こちらを向いてくれた




「ちょっとこちらへ」



私は近藤さんの袖を引っ張って
毎日、汗水垂らして拭いた廊下へと連れて行った



「ピカピカじゃねぇか!
よく、ここまでやったもんだ!」




「そこで、あの・・・お話が」



.


.


.



「そんなこと言わなくったって、行きてェ所があるなら行ってこいよ!」



やった!
これで、捜しに行けるぞ!



「あ、ありがとうございます!」



「掃除とかは暇な時とかでいいから、
ここまでやってくれるとは思ってなかったからな!」




「了解です!
じゃあ、いってきます。」



と、私が外へ出ようとした時




「ちょっと待て、
これをやろう。」



すると、近藤さんが何か紙を私の手に握らせた



「これまでやってくれた分の礼だ、
なんかあったら使えよ!」



「…?
はい、ありがとうございます。」




これなんだろ。



近藤さんは「じゃあな」と言うと屯所から出て行った






結構、人間がすることについて勉強してきた
つもりだけど、イマイチ分からない。




とりあえず私はその紙を胸に入れて街へ歩き出した





.


.


.




「〜♪」



昨日は雨が降りそうな天気だったけど


今日はとってもいい天気だ




私は鼻歌を歌いながら歩いていた




すると、




ドンッ




誰かにぶつかった




私、普通に歩いてただけなんだけど



「っ痛…
あ、すいません」



私は尻もちをついたまま言った



「あ、いえいえ!
こちらこそすいません!」




眼鏡をかけた人が言いながら


手を差し伸べてくれた



「あ、どうも…」




私はその人の手に掴まって立ち上がる




クソ、この眼鏡め。足が痛いわ。




「新八なにしてるネ。
大丈夫アルか?」




すると、眼鏡の隣に居たチャイナ服の女の子が言った



「あ、大丈夫です」


「なに言ってんの!?
神楽ちゃんがおしたんだろ!」


「おしてないネ!アタックしただけヨ!」



2人が口論を始めた



「それをおすって言うの!
って、足挫いてませんか?」


「え、あ、でも大丈夫なんで。」


「大丈夫じゃないヨ。
すぐそこ家だから手当てしてあげるネ」




そう言うとその神楽ちゃんとやらが



私をお姫様抱っこした









私、女の子(人)に抱っこされたの初めてアル。

11*お粥→←9*真っ赤



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

茉莉 - すごく夢主が素直でかわいい。最近更新停止しているみたいですが、がんばってください。応援してます。 (2018年1月6日 21時) (レス) id: 3d5918eb94 (このIDを非表示/違反報告)
べる。(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります!ヽ(`・ω・´)ノ (2015年8月1日 13時) (レス) id: 51bf9570b2 (このIDを非表示/違反報告)
空良 - 狐っ娘超可愛いかったです!!更新頑張って下さい! (2015年8月1日 11時) (レス) id: 45bec2e103 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:べる。 | 作成日時:2015年7月30日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。