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Youside ページ9

PM7時
私は家に帰りついた


夏恋「おかえり!お兄ちゃん来てるよ」

『分かってる』

夏恋「手荒っておいで!お腹空いたでしょ?ご飯食べよ!」


夏恋はいつも優しい
サバサバしてる萩花とは大違い
私は手を洗ってリビングに向かった


萩花「おかえり」

流星「おかえりA」

『ただいま、、』

夏恋「いただきまー、、」

流星「夏恋その前にAに話があんねん」

夏恋「えぇお腹空いた!!」

流星「真面目な話やから」

夏恋「ちぇ、、」

『何?』


私がそう言うとお兄ちゃんの真剣な眼差しが向けられた


流星「A今日どこに行ってた」

『どこって、、』

萩花「何いってんの?学校に決まってんじゃん」

流星「俺はAに聞いてんねん」

『学校』

流星「あっそ」

『ホントだよ!保健室いってたもん!』


しまった、、そう思った
何もかも見透かされてる気がして
口を滑らせてしまった


萩花「保健室?」

夏恋「A体調悪いの?」

『、、、』

流星「お前らホンマ何も知らんの?」

萩花『は?』

流星「今日母さんから電話あった
お前学校サボってんだってな?

出席日数足りないってどういう事だよ?
どうせ今日も保健室で寝てそのへん
うろついてたんやろ?
卒業どころか進学も出来へんで」


図星過ぎて何も言えなかった


萩花「ちょ、、ちょっと待ってよ
それホントなの?学校行ってないって、、
Aどういう事よ!」


今にも手が出そうな萩花を止めに入る夏恋


夏恋「ちょっと萩!Aの話も聞こうよ」

流星「学費払ってもらってんだろ!
ちゃんと学校行けよ、母さん達も心配してる」

『、、さいなっ』

夏恋「ちょっと、、A」

『うるさい!
私の事なんて何も知らないくせにっ!
高校にも行かない!辞める!
いつも家にいない癖に!!
兄妹面しないでよ!』


______________パンッ______________


部屋に乾いた音が響いた

その瞬間頬に痛みが走った

お兄ちゃんに叩かれたんだ

そう理解するのに時間はかからなかった

流星side→←萩花side



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作者名:ばし | 作成日時:2016年7月3日 0時

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