姉妹喧嘩~Youside~ ページ29
あれからShizukaさんが横についてくれてた
『Shizukaさんありがとうございます』
Shizuka「落ち着いた?」
『はい、すいませんでした』
Shizuka「夏恋、ホントはあんなこと言いたいわけじゃないと思うんだよね」
『え?』
Shizuka「んー。何ていうの?女の感ってやつ?Aが頑張ってる事、私たち以上に分かってると思う。だって、、姉妹なんだから」
『でも夏恋が言う事も間違ってないです、、
私にはまだプロとしての意識が足りてなかったです』
Shizuka「A、自分責めても何の得にもなんないからね?
萩花、この前嬉しそうに話してた
Aが部屋に篭って歌の練習頑張ってるって
喉痛めたのもそのせいなんでしょ?」
『はい、、
でも、夏恋は私が遊び回ってるって思ってます。
思われても仕方ない、昔の私はそうだったから
夏恋の中での私は、、今も昔のままです』
Shizuka「はぁ。このままでいいの?夏恋」
ため息を一つつきそう言うShizukaの目線の先にはレコーディング室のドアの前で立ち尽くしている夏恋がいた
Shizuka「じゃあ私行くから。あとは2人で話しなさい。いいね?」
『ちょっ、、Shizukaさん!』
夏恋「、、」
『、、』
夏恋に八つ当たりした事謝ろう、、
喧嘩の発端は私なんだから
『夏恋、、私』
夏恋「Aごめん!」
『え、なん、で、、だって私が』
夏恋「違うのっ、、Aが練習遅くまでしてるの知ってた、、
けど、あんなに練習してるのに上手く行かないA見てたらなんで上手くいかないの?
あんなに練習したのにって、、
自分のことみたいにイライラしちゃってAにあたっちゃった、、
思ってもないこと言って
夏恋が悪かったほんとにごめん、、
大人気ないよね、、Aに八つ当たりするなんて、、」
『夏恋は間違ってないよ
私が悪いから、プロとしての意識が低かった
練習してレコーディングの時これじゃ意味無いもんね
このままじゃメンバーにもファンの方にも心配させちゃう』
夏恋「A、、もうこれ以上自分を責めないで
夏恋が支えるからどんな事があっても絶対!!
だからさ、、一緒に頑張ろうよ」
『夏恋、、私どうしたらいいの』
夏恋「まずはレコーディングだね!
ゆっくりでいいから
どんだけ時間かかっても納得いくまで歌おうよ
それからはHiGH&LOWのLIVEの為に喉は温存
パフォーマーンスに集中しよ!
初舞台は万全な声で望めばいいじゃん!」
『うん!頑張る!ありがと夏恋』
やっぱ夏恋は私のお姉ちゃんだ
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作者名:ばし | 作成日時:2016年7月3日 0時