Youside ページ15
夏恋が言った
私を助けてくれたのは紛れもなく
『え、本物?』
三代目JSBの登坂さんだった
夏恋「な、何でここに?
聞いたことある声だとは思ってましたけど」
登坂「今日こっち側の仕事でさそこのホテル泊まってんの
そしたらたまたま見かけちゃって」
そう言って肩笑いをする登坂さん
登坂「妹さん?」
『あ、はい。Aです』
登坂「Aちゃんか。ゴメンね彼氏面しちゃって夏恋ちゃんと肩組んじゃうと噂流れちゃうでしょ?迷惑かけちゃうからさ」
『いえ、全然』
登坂「送ってくよ 家この辺?」
夏恋「近いんで大丈夫です!」
登坂「送ってく 一緒に居るのに夏恋ちゃんになんかあったら俺が怒られるから
それに心配じゃん?学生と女の子歩かせるの」
断るのも申し訳なくなって結局送ってもらった
帰り際沈黙の続く私と夏恋に
「どうしたの喧嘩でもした?」って聞いてきた
『あぁー、、まぁそんな所です
私が悪いんですけど、、
お兄ちゃんと萩花と揉めて家飛び出してきて』
登坂「そーなんだ
で?夏恋ちゃんが追ってきたってわけだ」
夏恋「はい」
登坂「なんで喧嘩したかは分かんないけど
お兄さんも萩花ちゃんもAちゃんが
心配だから怒るんだよ?
そうじゃなかったらほっとけばいいでしょ?」
『ですよね、、』
登坂「Aちゃんの夢は何?」
『夢、、ですか』
登坂「そっ、夢」
夏恋が居るから正直言うのためらった
けど、、
『萩花と夏恋と同じステージに立つ事、です』
夏恋「えっ、」
私の発言に夏恋は驚いた
そりゃそうだよね、、
ダンスも辞めてるのにこんな事思ってたら
おかしいもんね、、矛盾してるよね
登坂「へー。すっげぇいい夢持ってんじゃん」
『え』
登坂「え。ってw夏恋ちゃんそう思わない?」
夏恋「思います!!私Aがそんなこと
思ってくれてた何て嬉しい!
Aが本気なら応援する!!
きっと萩花達だって応援してくれる!」
真正面からそう言われて照れくさかった
けど、夏恋の言葉は素直にすごく嬉しかった
登坂さんも「Aちゃんいい兄妹持ったね」
って微笑んでくれた
登坂「じゃあ、俺楽しみにしてるから
AちゃんがE-girlsに加入して
E-girlsのメンバーとして逢える事を!」
『ホントですか?』
登坂「俺嘘つないからwだからさ夢叶えてよ」
『はいっ!』
家まで送ってもらい「じゃあ俺行くから」
ってひらひら手を振って帰っていった
ねぇ夏恋?私の夢応援してくれるよね、、
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作者名:ばし | 作成日時:2016年7月3日 0時