坂を上りきった先に4【欅坂46】 (ページ4)

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大丈夫、、最後までやり遂げる、、足に違和感を残したまま終演を迎えた

果耶「A！！」

『果耶ちゃん、来てくれてありがとう』

果耶「うぅん、スッゴいかっこよかった！撮影の時とは全然違うんだもん！
ドラマの現場とは、また違った"楽しい"って気持ちが伝わったよ！！」

『良かった、、』

正直、足の違和感のせいで顔に出ていないか不安だった

果耶「A？」

『あっ、、今日夜空いてる？』

果耶「ごめん、この後、また仕事なんだ」

『そっか、じゃあ、このお礼はまたさせて？』

果耶「お礼なんて良いよ！私が来たくて来たんだから！！」

『それだけじゃないんだ、果耶ちゃんとご飯行きたくて』

果耶「ほんと？！じゃあ、また連絡するね！」

『うん、ありがと！』

果耶「じゃあ、明日も身体に気をつけて最後悔いがないようにね！」

『うん！ありがとう』

そう言い会場を後にする果耶ちゃん、そんな彼女の背中を見送ってた時

『いっ、、た、、』

ズキズキと今までに無かった痛みが足を襲った
その場にしゃがみこみ右手で抑えた時

マネージャー「飛来？！」

『っ、、』

マネージャー「どうしたの、足が痛い？」

『お願い、、言わないで誰にも』

マネージャー「、、」

『明日で最後なの！！！お願いっ、、』

マネージャー「、、それはできない」

『何で！！』

マネージャー「ドクターにだけは見てもらおう」

『、、』

そう言われ、ドクターに見て貰った結果、酷い筋肉痛と言う診断だった
テーピングをグルグルに巻かれ明日は鎮痛剤をのみ参加することになった

マネージャー「良かったよ、、大事になら無くて」

『うん、、』

マネージャー「明日のためにも今日はしっかり休みなよ？ちゃんと備えること」

『これ、明日また巻いて貰わないと行けないですよね、、』

マネージャー「大丈夫、私が巻くから」

『、、ありがとう』

マネージャー「それで、、どう？明日で最後って実感は？」

『あるよ、でも、ちゃんとやり遂げるから』

マネージャー「それでこそ、飛来だね、ご両親にも招待状送ったんだけど、、」

『来ないよ、仕事だと思うし』

マネージャー「そっか、、」

『、、でも、友梨奈が来てくれるから』

友梨奈がいればそれで良い、、そう思ってた
でも、、デビューしてから一度も連絡も取ってないし、
一度もライブに来てくれたことなんか無い

そりゃそうだろう、、あんな反対の仕方して家を飛び出してんだから