坂を上りきった先に4【欅坂46】 (ページ20)

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遠慮ページ20

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理佐に怒られてから、、何日が経っただろう
そう思っていると携帯が鳴った

画面表示には"平手友梨奈"の文字

私は、、携帯をベッドに投げた
今は、、話したくないっ、、そう思ってしまったから

友梨奈と連絡を取るのは、、私がセンターとして認められた時、、
それで十分だ、、もうガッカリさせたくない、、

そう思ったけど、、鳴り続ける携帯に再び手を伸ばすと電話は切れた

友梨奈ごめん、、あの時は思ってもないこと、、言ってしまった

友梨奈言いすぎた、、本当にごめんなさい

友梨奈理佐から聞いた、、私のせいでAを苦しめてた
　

友梨奈今更何を言っても遅いけど、、謝りたくて、、

友梨奈LINEもらった日、、ホントは相談したかった
でも、、迷惑かけちゃ駄目だって、、無視してしまったんだ

友梨奈自分勝手なのは分かってる、、今更だって分かってる、、
でも、、Aに謝りたい、、今日午前中offだよね?会えないかな

Aごめん、早く行きたいから
もう気にしないで、私も気にしてないし

それだけ返信し、支度をして家を出た

マネージャー「おはよう」

『おはよう』

マネージャー「今日は午後からだけど、スタジオ行く？」

『うん、空いてた？』

マネージャー「空いてた」

いつも撮影が行われる小さいスタジオの空きを確認してもらってる
空いてたら取っててほしいと数人いるマネージャーさんにお願いしてる

マネージャー「よし、いこう」

『お願いします』

そう言うお願いも、、迷惑なんだろうか、、

『ねぇ、送り迎え次から良いから、自分で行くしスタジオの確認も自分でする』

マネージャー「なんで？それは飛来の仕事じゃないでしょ？」

『だってこんなことしてるの私だけでしょ？スタジオ借りてなんて、、
だから、お仕事少しは楽になるかなって』

マネージャー「気にしなくて良いんだよ？飛来が気にすることじゃないし
俺たちには気を遣わないで、目の前の仕事を飛来らしくやりこなしてくれれば良いし、
そこは、マネージャー業してる俺らに頼ってよ」

『、、うん』

マネージャー「よし、ついた！また撮影終ったら迎えに来るから、三階のAスタね」

『うん、ありがとう』

そう言われ三階に向かい少しストレッチをして音楽を流す

『君は君らしく生きてく自由があるんだ、大人達に支配されるな！！
初めからそう諦めてしまっ、、えっ、、』