坂を上りきった先に4【欅坂46】 (ページ16)

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喧嘩ページ16

柚那「てちに言った言葉？」

友梨奈が電撃脱退したあの後、友梨奈と言い合いになったことがある
メンバーと連絡取ってないことは薄々気づいていた

尾関「てちに昨日LINE送ったんだけどさぁ、帰ってこなくて元気してるのかな？」

理佐「私も帰ってこなかった」

菅井「え、理佐も？」

そんな会話をちらほら聞いていたし寮を出た後連絡とって
その後音沙汰無かったから、何かあったのかなって思って私もLINEしてみた

A皆が心配してるよ?何かあった?

でも、、2日経っても一週間立っても友梨奈からの返信はなかった

マネージャー「平手きてるよ、Bスタジオ」

『えっ』

マネジャーさんにそう言われた
最近連絡とっていないことを知っていたんだろう

マネージャー「そろそろ収録終るだろうから待ってる？」

『あ、、はい』

マネージャー「分かった、駐車場で待ってる、
次、仕事もあるから30分以内に戻ってきてね」

『はい』

返事をして友梨奈の控え室で待ってた

暫くすると空いた楽屋

友梨奈「あっ、、」

『友梨奈、、ごめん勝手に待っちゃって』

友梨奈「、、何？」

『、、』

友梨奈「、、何もないなら行くね」

そう言い荷物を取り出ようとする友梨奈の腕をつかんだ

友梨奈「、、」

『待ってよ、、私何かした？友梨奈の気に触ること』

友梨奈「、、してないよ」

『じゃあ何で、、避けてんの』

友梨奈「そう言う訳じゃ、、」

『私だけじゃないよね、、メンバーも避けてる
皆心配してるんだよ？なんで分かんないの？なんで連絡返してやらないの？』

友梨奈「知ったような口聞かないでよ！！Aには分かんないよ！！」

『分かんないなんて当たり前じゃん！！友梨奈が話してくれないんでしょ！
友梨奈もそろそろ大人になんなよっ！！このまま皆と仲悪くなってもいいの？』

友梨奈「もういい！！ほっといてよ！！私に構う暇があるなら、、
ダンスの練習でもしなよっ！！センターなんでしょ！！」

そう言い友梨奈は楽屋を出ていった
ショックだった、、センターとして友梨奈から認められてない気がして
ポロポロと溢れる涙を拭い、時間を確認し、駐車場に戻った

マネージャー「あれ？話したの？早かったね」

『私が、、一番良く分かってる、、センター向いてないって、、
それでもやんなきゃいけないって、、ダンスだって歌だって、、
自分なりに頑張ってるつもりだった、でも、、"つもり"じゃダメだった
今更、、気づくなんて、、』