駆ける3【ウマ娘】 (ページ32)

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ライスside

ブルボン「ライス」

地下道を歩いてるとブルボンさんが前にいた

ブルボン「優勝おめでとう、ライス」

そんな優しい言葉に涙が止まらなかった

ライス「また、、たくさんの夢を壊してしまいました」

ブルボン「それが勝つという事です！
勝負ですからね、誰かが勝てば誰かは傷つき夢敗れる
そういうものです」

ライス「ブーイングって痛いですね、、
やっぱり、痛かったです、、」

ブルボン「ブーイングはチャレンジャーの勲章です
傷付く必要はありません
でもいつか、これが歓喜と祝福の声になる日が必ず来ます
あなたが勝ち続ければきっと、、」

ライス「っ！！」

ブルボン「だって、貴方の名前はライスシャワー何ですから」

ライス「うん、、！！ライス頑張るね」

ブルボン「それでこそ、私のヒーローです」

テイオーside

スペ「わぁー！！！凄いご馳走です！」

スカーレット「スペ先輩、タンマタンマ！」

テイオー「あれ？ねぇ、Aとマックイーンは？」

ゴルシ「ん？あ、そうだな
結果残念会になっちまったが主役がいないとな」

トレーナー「テイオー探してきてくれないか？」

テイオー「うん」

ゴルシ「おい、持ってけ」
＿＿＿＿＿

ゴルシから預かった木の枝を持ち走って探しに行くとマックイーンとAは少し離れてベンチに座ってた

イクノ「マックイーン、Aお疲れ様でした」

マックイーン「ええ、」

僕は急いでマックイーン達が座るベンチの後ろに隠れた

イクノ「Aは復帰おめでとう」

『ありがとう』

イクノ「Aの前で言うのは何ですが、、
マックイーン、残念でしたね、、三連覇」

マックイーン「貴方もそれですの？
チームの皆さんも気を使ってくれて気にしていないと
言うと嘘になりますけど落ち込んでも居ませんわ」

イクノ「そうですか、、少し寂しそうに見えたので」

『私先に行くね』

マックイーン「ええ、すぐに行きますわ
、、申し訳なくって」

イクノ「申し訳ない？えぇ、応援してくれたファンは勿論
トウカイテイオーにも、、
テイオーは今リハビリを頑張っているんです
誰にも負けない最強のウマ娘である私と走る事を目標にして
それなのに私は不甲斐ない走りをしてしまった」

"あなたの目標に相応しい走りをします！"

マックイーン、、

マックイーン「得意な距離だからこその慢心
三度目という油断、何よりテイオーの為にも勝つだなんて
奢りを持って走っていたら勝てる筈がありません」