駆ける3【ウマ娘】 (ページ31)

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【ライスシャワー完全に先頭！
二馬身から三馬身と開いた！】

ライス「くゔぅ、、！！」

『くそ、、なんで、、ライスーーー！！！！』

【ライスシャワーが今！一着でゴールイン！
っ、？このタイムは、、】

『はぁはぁ、、ライスに、、っ勝てなかった』

ふと電光掲示板をみるとレコードの文字

ライス「レコード、、はぁはぁ、、」

マックイーン「はぁはぁはぁ、、負けたっ、、」

「はぁ、、またやられたよ、、」

「しかもカケルAにまで、、負けるとはな」

「マックイーンの三連覇見たかったな」

「何でだよ！！」

心ない言葉がまた聞こえた
ライスはそんな声にうつむいた

『ライス、、』

ライス「Aさん、、？」

そんなライスの耳を塞ぐ

『大丈夫だよ、ライス！！』

耳を塞いだ自分の手に力を入れ
塞がった耳のライスに聞こえるように大きい声で

『ライス！！おめでとう！！』

そう言うとライスは目に涙をためた

ライス「ごめんなさいっ、、
辛いのはライスだけじゃないのに」

私は観客に頭を下げた
"ごめんなさい" そういう思いも込めて

『行こうっ、ライス、ウイニングライブが待ってる』

そう言い歩き出すと横から拍手が聞こえた
マックイーンだった

『マックイーン』

マックイーンに続いて
パーマーイクノタンホイザー達も拍手をしてくれてた

『みんな、、！！』

ライス「、、っ！！」

ライスは笑顔で走っていった

マックイーン「A、2着おめでとうございます」

『マックイーン、ありがとう』

マックイーンの言葉に私の目からは涙が溢れた

マックイーン「そんな顔しないでくださいませ
涙は似合いませんよ？」

『マックイーン、、私っ、戻りたくないな、、
皆の所には、、』

マックイーン「貴方は、批判を浴びるようなことは
してませんわ？何も、だから気にしないでください
スピカは皆、復帰レース完走を祝福してくれますわ」

『そう、かな、、マックイーンの三連、、』

マックイーン「私は悔しいですわ、、
まさか、ライスにもAにも負けるなんて
思ってもいませんでしたもの」

『、、』

マックイーン「でも、、スピカのエースに勝つには
まだまだ努力が必、私の目標が新しくできましたわ」

『目標、、？』

マックイーン「えぇ、私はテイオーの目標になると決めました
ですが、、私はあなたを目標にします
必ずいつかあなたに勝ってみせますわ
A、貴方と走れてよかった」

『、、うん！』