駆ける2【ウマ娘】 (ページ8)

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R11 ページ8

ジャパンCにはスペもでる
それに、、オープン特別の翌日がジャパンCだ

『なんで、、ジャパンCなんですか？』

たづな「今、その事で学園が大騒ぎなんですっ！」

学園が大騒ぎの訳、
ブロワイエがジャパンCに出る。という理由

『どうして、、？私が』

トレーナー「スペ、Aしばらく休む暇はないぞ」

スペ「はい、」

『はい』
＿＿＿＿＿
その日の帰り

「A」

名前を呼ばれ振り向く

『あっ！！タイシン！！先ぱぃ、、！』

タイシン「無理して付けなくていいよ」

『うんっ！』

タイシン「久しぶり、元気してた？」

『うん、私は！タイシンは？』

タイシン「ボチボチかな、怪我直って良かったよ」

『あの時、、ありがとう』

私が怪我した日一番に助けてくれたのは
今私の前にいるナリタタイシン
＿＿＿＿＿

【おっと？！カケルA！
カケルAの様子がおかしい！！
後続がぐんぐんとカケルAを追い抜く！
カケルAに故障発生です！！】

『はぁはぁ、、なんでっ！！痛っ！！』

走らなきゃ、、最後までっ、、！！
重たく激痛の走る足をズリながらゴールを目指す

【このままでは、、】

『はぁはぁ、、ゔっ、！！』

あっ、、倒れ、、っ、

前のめりに倒れる身体は
誰かに支えられ地面につくことはなかった

『はぁはぁ、、っ、』

タイシン「バカッ無理するな！一生走れなくなる！」

スズカ「Aっ！！」

トレーナー「救護早くしろ！！」

『走、る、、ゴールすぐそこなのにっ、、
まだ走れるっ！！這いつくばっても行く！！』

トレーナー「無茶だ！！」

タイシン「アンタ何でそんなに走りたいんだよ、、
治ってからまた走ればいいだろ」
＿＿＿＿＿

タイシン「あの時、何でゴールする事をこだわった？」

『もし、仮に治らない病気で痛みが出てたとして、、
人生最後のレースでゴールできない事になるのが
凄く怖かった、あの怪我の後病院でのリハビリ終えて
コースに戻ったんだよ、でもまた怪我をするのが
怖くて走れなかったんだ、、結果皆の支えがあって
今こうして走れてるんだけど
もし走れないままだったら
あの時ゴールしなかった事、後悔してたと思う』
＿＿＿＿＿

タイシン「乗って」

『え？』

タイシン「早く背中に乗って
ゴールしたいなら私が連れて行ってあげる」

スズカ「タイシン先輩、、」

『そんな事したら！タイシン先輩に負担が、、』

タイシン「グズグズ言うな！」

そう言うと手を引っ張り私を背中に載せた