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マックイーン「優しいですわね」

『そういうマックイーンもじゃないのー?』

マックイーン「ま、、まさか!!」

『マックイーン!こっち来て!』

マックイーン「わ、私はいいですわ!」

『いいから早く!!』


マックイーンの腕を掴み
賽銭箱にお金を入れ手を叩き目を瞑る


"テイオーが優勝します様に"


『よし!』

マックイーン「ふふっ」

『何笑ってんのー』

マックイーン「何でもありませんわ」


そういうマックイーンはストレッチを始めた


テイオー「あれ?マックイーン、A?」

マックイーン「あら」

『テイオー!』

テイオー「二人とも自主練してるの?」

マックイーン「ええ、宝塚記念がありますから」

『私は、鈍るのが嫌だからねー』

テイオー「そっかぁ」


テイオーは神社に来てお参りをした
きっと、ダービーの事かな?


『明日だね、ダービー』

テイオー「うん!」

マックイーン「緊張していますの?」

テイオー「へへ、ちょっとだけね!
小さい頃から目標にしてた夢の舞台だもん
それに、、天皇賞ではマックイーンが勝ったからね!
ライバルが勝ったのに僕が負けちゃったら
超カッコ悪いでしょ?だから、絶対に勝つんだ!
じゃーね!!」


そう言うとテイオーは走っていった


マックイーン「ライバル、、」

『マックイーン、最高のライバルだね!』
_____

そして翌日の東京レース場
入場規制がかかる程の人数

テイオーは1番人気

スタートしてすぐにカーブがあるコース
大外からのスタートは正直不利がある

でも不利か有利かはテイオーが決める事

今のテイオーなら心配はいらない


テイオー「あー!!」

ゴルシ「調子良さそうだな」

テイオー「うん!楽しみなんだ!
勝った時のウイニングライブがね!」

ウォッカ「もう、勝った気でいるよ」

テイオー「にししっ」

マックイーン「テイオー応援しています、ライバルとして」

テイオー「あっ、」


マックイーンの言葉にテイオーは大きく頷いた


『テイオー悔いのないようにね』

テイオー「うん!じゃあ行ってくるねー!」


テイオーの背中は身長を感じさせない程大きく見えた


大丈夫、、テイオーなら、、!


鳴り響くファンファーレ

【日本ダービー、今スタートしました!】


トレーナー「いいスタートだ!」

スカーレット「あんたスタート教えてもらいなさいよ」

ゴルシ「うるせぇ」


【各ウマ娘がスーッと内に切れ込んで
第一コーナーに向かいます!】

*→←*



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作者名:ばし | 作成日時:2021年5月30日 21時

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