今日から俺は!! (ページ3)

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伊藤side

三橋「あははははっ！！おほほほほっ！！
やったぜえぇえええ！！俺の時代が来たァァァああ！

俺はやるぜ理子！
今までの俺の悪いイメージを打ち破り
人気を保ち続けるぜぇええ！」

理子「それじゃ三ちゃん！いいこと教えてあげる！
三ちゃんは暴力振るったり
卑怯な手を使うからいけないの！
絶対に1年生と喧嘩しちゃダメよ？」

理子ちゃんの発言にブンブン頭を振り頷く三橋

理子「Aも！1年生にあんな罵声浴びせないで！
何もしてないのにビックリするでしょ？」

『あれはアイツらが伊藤を暗いとか言うから』

理子「それでも！絶対喧嘩はだめ！
1年生に手出して退学とかなったらどーすんの」

『はいはい、、』

伊藤「もしかして京ちゃんも、、
俺の事つまんねぇ男だとか思ってんのかな」

理子「伊藤ちゃんはね」

伊藤「うん」

理子「つまんなくていいの！」

伊藤「、、、、、、」

理子「真っ直ぐなのがいい所なんだからっ」

三橋「くくくっ、、」

三橋が俺の肩をトントンっと叩いてくる
そういい2人は屋上から出ていった

『理子のやつ、、フォローになってねぇな』

伊藤「慰められてる気がしねぇ、、」

『伊藤は伊藤らしくいつも通りやってればいいんだよ
京子はそんなこと思ったりしねぇから
そのままのお前に惚れてんだよ
だから気にすることねぇよ』

伊藤「A、、お前っ、」

『んだよ、』

伊藤「やっぱ、お前最高だな」

『何言ってんだよ、、そんなクサイ台詞、、』

伊藤「お前がダチでよかったぜ」

俺がそういうと『あっそ』って言いつつも
頬を赤らめ屋上から出ていった

あの日から、、Aが泣いた日から
俺らは距離がうんと縮まった

前のAだったら
『お前なんかダチじゃねぇよ』って言ってる

きっとAも俺らに心を開いてくれた証拠

俺はそれだけで嬉しかった

なのに、、
Aの笑顔を守るって決めたのに、、

また怪しい歯車が動き出してるなんて思いもしてなかった

理子side

廊下を三ちゃんと歩いてると
カッコイイだのなんだのとにかくモテモテの三ちゃん

女「隣の可愛い人は三橋さんの彼女なのかしら」

って声が聞こえて思わずにやけてしまう

三ちゃんの彼女だなんて///

三橋「おい、理子！お前、離れてろ
彼女と思われるとモテなくなる」

理子「え？なにそれ！」

もうっ、三ちゃんのバカ！

ふと後ろを振り向く三ちゃんの頭が左に傾いた
その矢先に飛んでくる空き缶

やな予感しかしない、、