[ハイキュー]ずっと、ずっと・・・好きだった。【男主】

好きだった１２ ページ15

ーー過去ーー

中学の頃。

僕はバレーの強豪校、北川第一高校に入学した。

今と同じく排球部に所属していた。

女子マネにまぎれて男子バレーボール部の練習を見ていた。

　


ある日、見てしまった。力強くきれいなサーブを...。

今まで見たことの無いサーブを。

他の人とは全く違う...かっこいい。

いつの間にかその人を目で追いかけるようになった。

何年生？クラスは？名前は？


同じ学年で隣のクラスの...



影山飛雄。

毎日毎日、影山のプレーに引き寄せられる。


こんな気持ちになったのは初めてだった。


影山のことが好きと気づいたのはそう遅くはなかった。


影山にこの気持ちを伝えると影山は何を思ったのか知らないが、
僕たちは自然に付き合うことになった。


影山が好きになったきっかけを話すと頬を赤らめて照れ隠しなのか、
「こっちみるな///」とか言うからこっちが恥ずかしくなった。




手探りみたいな恋だった。


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何で今こんなこと思い出すんだろう。

余計に苦しくなる。

影山の声が聞きたい...

携帯電話から影山の字を探す。

でも、今何を話したらいいのか分からず

僕は泣くことしかできなかった。

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泣けるわ...。←

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