[ハイキュー]ずっと、ずっと・・・好きだった。【男主】

好きだった９ ページ12

月「変...。」

「はい？」

部活が終わり、月島にそう言われた。

どうやら、山口は先に帰ったらしい。

月「王様となんかあったデショ？」

ほんと...するどい。この人は...。

「別に？なんもないけど。」

月「そう。」







影山と今後どう接したらいいんだろう。
このままだと、みんなに気づかれるのも時間の問題だ...。

「ねえ、月島。もしもの話なんだけど、月島は恋人に好きな人ができて、別れたくないけど別れなくちゃいけなくなったとき、月島なら元恋人の人に別れた後、どう接する？」

月「はぁ？なにいってんの。」

「もしの話だから。」

月「そうだね。普通でいいんじゃない。恋人じゃないなら友達とか。」

「普通か...。友達ね。」

「その人が忘れられなくて、つらくて、どうしたらいいと思う？」

月「無理に忘れようとしないで新しい恋をはじめたらいいんじゃない。」

「そっか。ありがと月島。」

月島...案外いいこと言うんだな。

「じゃあ、また明日な。」

十字路で僕たちは別れた。

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