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「お邪魔します･･･」
和「緊張しすぎ笑」
「す、するでしょ･･･」
和「寒いから早く入って笑」
半ば強引に押し込まれて玄関へ足を踏み入れると
いっぱいに広がってる二宮君の香り
いやいや、当たり前でしょ
彼の家なんだし
とはいえ･･･
この香りが胸いっぱいに広がって苦しい
さっきから苦しんでばっかりだよ･･･
なんとかリビングへ行ったけど周りが気になりすぎてしまって。
少し大きめのテレビの前にはたくさんのゲーム機が並んでて
それに合わせておかれたテーブルとシックなソファー。
その後ろにそっと置かれたダイニングテーブルにはおつまみが積まれてる
あんまり物色するのは失礼だってことはわかってるんだけど
ついキョロキョロしてしまう。
それに
適当に座っててって言ってくれたけど
綺麗に整頓されてるし･･･どこに座ればいいのよ･･･
ソファー？
でも急にそんなドカンて座り込むのも･･･
ダイニングテーブルの椅子？
いや･･･なんか違うよね･･･
1人で慌ててたらあっという間に彼は戻ってきた
和「何してるの笑」
「何にも･･･笑」
和「酒これしかないけど、飲む？」
そういって取り出されたのは、よく見かける発泡酒
「じゃあ･･･もらおうかな」
和「はいよ」
2人でソファーに並んで腰を下ろして、テレビをつけた
いつも見てるバラエティー番組
だけど今日は、今日からは
私の隣で一緒に笑ってくれる人は違う人
緊張してるせいで内容なんて一ミリも入ってこないけど
彼が笑ってるから私も楽しくなる
そっと横を見ると、大好きな笑顔
不意に、さっきの出来事を思い出す
「ねえねえ」
和「ん？」
「そういえばさっきなんていったの？」
和「さっき？」
「歩いてる時にぼそってなんか言ったでしょ？」
和「言わないっていったでしょ笑」
「だめかー」
もういっか。
気になるけど･･･この信じられない空間が現実なんだとしたら
これ以上はきっと欲張りになっちゃうよね
諦めてテレビに視線を戻す
、戻したけど･･･
なんとなく横から視線を感じてそっちへ顔を向けると
案の定、彼と目が合う
「どうかしたの？」
和「ちょっとだけさ、話していい？」
残ってた発泡酒を飲み干した彼は空き缶を目の前のテーブルに置き
私の方に向き直った
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風和??(プロフ) - かなとさん» 見逃していましたすみません。ご指摘ありがとうございます (2019年8月2日 22時) (
レス) id: 719a9c7780 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月2日 21時) (レス) id: 9ac913b464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風和?? | 作成日時：2019年8月2日 21時
