６ノ巻=関節パニック ページ6
「や、ヤバイ」
街をもたつく足で
ふらふらぶらぶら歩いている。
けっして散歩など暇を潰しているのではない
「どうしたらいいんだよ
ちぃくｯｯしょおおぉぉぉぉおぉーーｯｯ!!!」
地面に膝を付き
手を付きもだえやり場のない
この気持ちを叫んだ。
怪人どころか
事件すらおこらない………平和だぁ！！！
いや、怪人に出てこられても
倒せないのが現実ですが。
痴漢や盗難……変質者でもいいから
出てきてくれぇぇぇ〜〜〜。
考えろ！考えるんだ私
1週間に1回………事件を解決
しなければいけない。
たまたま血眼で血の涙を流しながら
血相かいて街を全速力で走り回ってる
サイタマ先輩から聞いたのだ。
「関節のパニック！！！」
ふとそんな聞き覚えのある叫び声が
どこからか聞こえてきた、
声の元へ歩み寄るとなんだか騒がしい
悲鳴や騒音に爆音
って、え？爆音ｯｯ！？
「えっ？え？え？」
タイガー模様のタンクトップが
倒れており
町中は大参事である。
そこで逃げる人混みに紛れ
突っ立っている黄色いスーツと
照り付けるハゲが目に入った
なにか独り言をブツブツ言って
いる様子
「おぉ、ハゲ……じゃなかった
サイタマ先輩じゃないッスか！？
なんなんですか？この騒ぎ」
「いや、期限が今日まででさ、
ずっと走り回ってんだけど町が平和で
悪党一匹でてきやしねぇ」
頭をポリポリとかいて腕を組かんがえる
平和……ってなんだっけ？
空の上で暴れてる奴を見上げて
改めて考えさせられた。
「やめろぉぉ！
ポンコツのパニック！！」
「かんせ………音速のソニックだ」
私が叫ぶと
ブチ切れた様子の相手は音速の速さで
否定しながら高速球で向かって来た
まだブツブツと言っている
ハゲ目掛け何かを投げ出された
ドカーンとものすごい爆発が
ハゲの上で起こっているが
煙からは傷一つないキレイなハゲが現れた
「だ、大丈夫なの！？」
避けることだってできたはずなのに
「あぶねえだろ！！
当たったらどうすんだ！！」
振り返り敵に向かって叫ぶ先輩
いや、当たってたけどね……
今もハゲから煙上がってるけどね？
「あ、いた！」
「ｯｯ！？」
〜
(今回も安定の活躍だったね先生！)
(先生を、先生とよぶな！
弟子は俺一人で十分だ)
"じゃあ間をとってハゲ"
(それ毛根とっただけだろ！！)
(先生のハゲは努力の結晶なのだ)
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白兎V2(プロフ) - ブラピさん» ありがとうございます！！最近ワンパンマンにハマってしまい書いてみたく……更新頑張ります (2019年3月24日 19時) (
レス) id: 1195209ed5 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年3月24日 18時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
白兎V2(プロフ) - はちみつさん» コメントありがとうございます……そうですね、産むときのかけ声wwこれからもこの作品の夢主とみんなを見守っていただけたら幸いです (2019年3月22日 9時) (レス) id: 1195209ed5 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ - ヒッヒッフーは子供産む時のやつwww (2019年3月21日 23時) (レス) id: 9fcd4a4e58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兔V2 | 作成日時：2019年3月11日 9時
