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#49 ページ9

陽子ちゃんを部屋につれていってまず一息。





日「わぁー、女の子のお部屋ーって感じ〜!
あ、お洋服もかわい〜。
江口くんの趣味?」





楽しそうにクローゼットをあけては目をキラキラさせる陽子ちゃんにクスリと笑みをこぼしながらその横に立つ。






「そうだよ〜。
拓也さんが私に似合うのを買ってきてくれるの」


日「あの高身長が女の子の服買ってるとか考えたら笑いが止まらないわね〜」






ケラケラと笑いながらクローゼットにしまわれた服を数着だして私に合わせていく。
どの服も「この服をきて拓也さんとあそこにいったなぁ、こんなことしたなぁ」って思い出が沢山で思わず口元がにやける。







日「なーにニヤニヤしちゃってるのよ、はい、でーきた!」



「わぁ……さすが陽子ちゃん」



日「でしょ?さ、お着替えしてきて〜、お姉さんに見せて〜」






グイグイと背中をおされて部屋の隅に行くと渡された服に身を通す。



すっきりとしたトップスにシフォンのロングスカート、ストッキングに薄手の花柄カーディガン。



センスあるっていいなぁ……



そんなことを考えながら着替えるとちゃんと後ろを向いていてくれた陽子ちゃんの肩を叩く。





「よーこちゃん、着替えたよ」



日「我ながらいいコーデじゃなーい。
Aちゃんっていうモデルがいいからかもだけど……やっぱり可愛いわぁ」



「ふふ、ありがと。」







くるくると回って陽子ちゃんにみせる。
可愛いって言われるのはお世辞だとしてもとても嬉しい。






日「お出かけする前に江口くんに挨拶しよっか、ついでに洋服自慢しよ?」





その声に時計をみるといつも拓也さんが家を出る少し前。






「そう、だね……」






いつもあってて、この服でお出かけもしたことがあるのに……


なんでか少しだけ、緊張した。

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りん - 江口さんが可愛い (2021年1月30日 21時) (レス) id: 07a6fa4ad9 (このIDを非表示/違反報告)
- 初めまして!!この小説やばいです…えぐぅがかっこよすぎてキュンキュンが止まりません!!小説を読みながらにやけてます!!更新頑張ってください!! (2017年10月28日 19時) (レス) id: 09c8f80850 (このIDを非表示/違反報告)
未來 - 早く続きみたいです!きゅんきゅん止まりません(*^^*) (2016年11月15日 22時) (レス) id: b80fa960e1 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 初めまして!小説読ませてもらいました!江口くん大好きなんで、終始ニヤニヤしちゃいました(笑)これからも楽しみにしてるのでゆっくり焦らず頑張ってくださいね! (2016年11月6日 19時) (レス) id: 95d1eacfff (このIDを非表示/違反報告)
赤雛莉乃(プロフ) - 藍乃さん» ありがとうございます!そう言っていただけるとモチベーションも上がるので嬉しいです。誤字の件、先程訂正致しました……!御指摘ありがとうございました。 (2016年10月11日 19時) (レス) id: 22a564b8a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2014年12月8日 16時

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