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「あ……さ……」
次に目を覚ました時にはもう日付が変わって日が上っていた。
起き上がろうとすると体が動かない。
金縛りでも朝からあっているのかしらと視線を動かすと私を抱き締めているお方が。
江「おはよう」
「おはよう、離して」
呑気に挨拶をしてくる拓也さんに苦笑いを浮かべながら返答する。
が、毎度お馴染みそんな簡単に離してくれるわけがない。
私を自分の方に向かせると楽しそうに微笑む拓也さん。
知っています。
この笑みは何かを企んでいることを。
江「Aがキスさせてくれたらいいよ」
「なッ!!今朝ですよ?モーニングですよ?明るいですよ?」
私は目を丸くすると後ろに……移動はできないですがのけぞる。
江「……拒否権は無いんだよ、お姫様」
拓也さんの柔らかい髪が私の額にかかると反射的に目を強く閉じる。
次の瞬間、私の唇には柔らかい感覚がする。
すぐ終わるのかと思っていたが長い、長いです声優さん。
私一般人!
苦しくて目を開けようとすると拓也さんの手が私の目を塞ぐ。
「んー……ッ」
数分後、ようやく離れてくれたが私は酸欠。
はぁ……と、肩を上下させながら息を整える。
「へん……たいっ……」
江「そんな変態に恋したのは誰ですかねー……」
それに対して拓也さんはケロッとしながら私をはなすとベットから降りて大きく伸びをしながら微笑みながら此方をみる。
……ズルい。
「……私」
そう言われたら……返す言葉がないじゃないですか。
私はムスッとしながらベットに座り携帯を手に取るとディスプレイをみる。
LINEが1件。
送り主は陽子ちゃん。
ボフッとベットに再度横になりながらその通知を読むのでした。
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りん - 江口さんが可愛い (2021年1月30日 21時) (レス) id: 07a6fa4ad9 (このIDを非表示/違反報告)
翔 - 初めまして!!この小説やばいです…えぐぅがかっこよすぎてキュンキュンが止まりません!!小説を読みながらにやけてます!!更新頑張ってください!! (2017年10月28日 19時) (レス) id: 09c8f80850 (このIDを非表示/違反報告)
未來 - 早く続きみたいです!きゅんきゅん止まりません(*^^*) (2016年11月15日 22時) (レス) id: b80fa960e1 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 初めまして!小説読ませてもらいました!江口くん大好きなんで、終始ニヤニヤしちゃいました(笑)これからも楽しみにしてるのでゆっくり焦らず頑張ってくださいね! (2016年11月6日 19時) (レス) id: 95d1eacfff (このIDを非表示/違反報告)
赤雛莉乃(プロフ) - 藍乃さん» ありがとうございます!そう言っていただけるとモチベーションも上がるので嬉しいです。誤字の件、先程訂正致しました……!御指摘ありがとうございました。 (2016年10月11日 19時) (レス) id: 22a564b8a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2014年12月8日 16時