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寝るときは ページ7
すばるが忙しくしてるのも
知ってる…
試した訳じゃないけど
覚えてて、欲しかったのは
本当…
ちょっとだけ
寂しかったから…
「もうひとつの約束、覚えてる？」
あたしの肩にのる
すばるの顔
「ん…ちゃんと覚えてる…」
すばるは、助手席のドアをあけて
あたしを降ろすと
「もうちょっとしてから、行こうや」
って、自分の家に向かう
その間も、すばるの手はあたしの手を
繋いでいる
すばるの部屋のリビングには
仕事の書類がいっぱいで
さっきまで、仕事してたのがわかる
「ごめん…すばる…忙しいの
わかってんのに…怒って…」
「俺もお前に甘え過ぎてたわ…」
謝るすばるが新鮮で…
抱き寄せられて、すばるの心臓の音を
聞いていた
「松にぃと一緒って聞いて焦ったわ」
「長瀬さんの作戦にはまったね…」
「ほんま、やられた…なんもされてへん？」
あれは、なんもに入るのかな？
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作者名：∞やすばのなな∞
| 作成日時：2016年12月7日 11時
