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離れてるなんて ページ13
そのまま、会社に行って
仕事終わり
会社の前に立ってるすばる
「格好いい…」
あたしの呟きに笑って
「何、ゆうてんねん…
やっぱりオモロイ奴やなぁ」って
手を繋ぐ
少し歩いて
「今更やけど、確認な…
お前、俺の事好きやんな？」
その言葉に、あたしは
朝よりも、もっと赤くなる
それはあのツリーの前…
「好きです…」
消えそうなあたしの声に
「良かった…通ったかいあったわ」
って
２割増しの笑顔で答えた
その笑顔に
まんまと深く深く
恋に堕ちてしまうなんて…
まだ、あたしの首に赤いマフラーは
ないけど
耳元で
「ずっと好きやった…」って
言ってもらえた
朝の予想通り
雪が舞いはじめたから
「夢のとおりか？」って言われても
恥ずかしがらずに頷ける
「で、もう、俺のやから
持ち帰ってもええやんな？」
頬にされたキス…
あの夢のように…
未来は進んでくれるかな？
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作者名：∞やすばのなな∞
| 作成日時：2016年12月7日 11時
