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Aにキスしていると
だんだん、Aから力が抜けていく
ずるっと崩れる身体を支えると
聴こえてくる寝息
「まじか…」
そっと、ベッドに寝かすと
スヤスヤと可愛い顔して寝てる
「なんやねん…」
そっとおでこにキスをした
こいつ、明日、覚えてるんかな？
覚えてへんかったら、俺泣くで…
服を脱いで、隣に潜り込む
温かさにすぐに眠りに落ちた
朝、隣でパニックになってるA
可愛いから、ちょっと寝たふり
そっとベッドから出ようとするから
「おはよう…」って
腕を掴んだ
潤んだ瞳で、俺の名前を呼ぶから
チュって軽くキスした
「昨日の事、覚えてないん？
俺、遊ばれたん？」って
Aの髪に指を通した
「あのっ、亮ちゃん…ごめん
昨日、なんかした？」
やっぱりな…泣いたろかな…
「責任とってや…俺の事、弄んだん？」
「そんな、事、あたし、あのっ」
Aを引き寄せて
耳元で
「何年か越しの、愛の告白…してくれてん」
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作者名：∞やすばのなな∞
| 作成日時：2016年5月20日 8時
