たばこの香り すばる

決めた ページ22

「ちゃうで」

「なんやねん、ほんま」


あたしは、すばるにキスをした

あたしの本気のキス

すばるの力が抜ける


「決めたわ、すばるはあたしのもんや…」


軽くもう一回、キスをして

すばるの唇を舐める


「あたしのもんになったんやから、

浮気は許さんで」

「後、あたしが離すまで、絶対離さんから」


座り込むすばるの手を引いて


すばるをベットに座らす


すばるのシャツを脱がす


「お前、何してんねん？」

「決まってるやん」ニヤって笑って

「あたしのもんやって、わからしたるから」


すばるの細い肩を噛む

「全部くれるんやろ？」耳元でゆって

耳たぶをかむ


すばるのピアスを舌でなめた


すばるを押し倒して


すばるの身体を堪能した



「なんやねん、ほんまに」

すばるのたばこに火をつけて


一服する


煙をはきだして


すばるの口にたばこをくわえさす

「可愛い男抱いた後の一服は格別♡」


すばるの顔をみて

「はやまった、おもても、もう遅いで」

って、頬にキスする


あたしの頭を撫でて


「思ってへん。はまりそうや」

って笑う


「まあ、そんなに本気は出さんけどな」



そう、この後、よく


「手ぬくな！本気だせや」


が、すばるの口癖になる


返事はいつも、「だるい、嫌」である

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