仕事 ページ10
「亮、どうや。いけるか？」
「はい。頑張ります」
笑いながら、顎髭をさすって
「あと、お前は使用人なんかとちゃうからな
お前のおとんから預かったんや
今日からは俺が亮の父親代わりや
俺の子供やと思って、お前を育てるからな
遠慮するんやないぞ」
「はい。よろしくお願いします」
「よっしゃ、ほな、すばる。
今から、亮を屋敷案内したれ
亮の部屋はお前の隣やからな
お前の新しい弟や。なかようしいや」
すばる君が立ち上がって
「おぅ、わかってる
りょお、行くで。今日から俺が兄ちゃんや
よろしゅうな」
って、手を引いてくれた
「うん、すばる君。ありがとう」って言うたら
それを見てた
裕くんと信ちゃんのおっちゃんが
「なんやねん。めっちゃめっちゃ可愛いやないか
ちょ、おっちゃんとこ来てみ」
って呼ばれた
手をはなして
おっちゃんらのとこへ行くと
頭をぐしゃぐしゃ撫でられて
「困った事あったら、なんでもゆうねんぞ
俺らも亮のおとんやからな」
って、俺、おとんがいっぺんに増えたわ
すばる君と部屋を出ようと思ったら
組長が
「りょお」って呼び止めるから
振り返ったら
「組長やなくて、おとんって呼ぶんやで
俺はお前のおとんやからな」
「はい。組長…やなくて…お父さん」
なんや嬉しいなって、お父さんってゆうた
めっちゃめっちゃ照れてはるお父さんに
裕くんと信ちゃんのお父さん二人が
ちゃかしてはる
その笑い声を背にして、すばる君と二人で
部屋を出た
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kkoyanagi(プロフ) - 良い子で待ってますので無理のないペースで(^｡^) (2022年11月11日 8時) (
レス) id: 46c9530258 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - kkoyanagiさん» お待たせして申し訳ないです。少しずつですが進めていきます。 (2022年11月10日 20時) (レス) id: 1ab47d4d40 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - お忙しい中更新ありがとうございます。 (2022年11月9日 8時) (レス) @page29 id: 46c9530258 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - kkoyanagiさん» いいですねー (2022年1月29日 11時) (レス) id: 1ab47d4d40 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - 今晩のご飯は粕汁です。 (2022年1月29日 10時) (レス) @page21 id: 46c9530258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞やすばのなな∞
| 作成日時：2021年8月31日 13時
