長瀬の確信 ページ33
。
ニノにプリントアウトしてもらった紙を頼りにスマホのアプリを使ってGPSの表示する場所を辿った。
「やっぱり…」
『ここは、遺体があったカウチじゃないですか』
「そっからあそこだろ？ドローンが進んだ場所？」
『は、はい。そっちの方向に動いた形跡がありますね』
「…ってことは…？」
動物用のドアを出た先は庭。
つまり外。
「ニノ、どの辺でドローンいるか分かる？」
『分かります。着いてきてください』
たくさんの鑑識たちがごった返す島を歩く。
岩場を抜けてたどり着いた先。
「…海かよ」
『…はい、海ですね』
「海上保安庁に連絡」
『えっ、僕が？』
「しゃーねーな、俺が連絡するよ」
『良かった…』
「もしもし！警視庁の長瀬です。はい、はい、あの件で。海上に探してもらいたいものがありまして…時間が経ってるから流れちゃってるとは思うんすけど。まだGPS発信されてるんで見つかるとは思うんですけど、はい、はい。あー、よろしくお願いしますっ」
『結局なんなんですか？』
「確たる証拠ってやつだよ」
『ええっ！マジすか！』
「おう。あとは待つだけ」
『ドローンと関係が？』
「大アリだよ！」
ポケットからタバコを出して吸う。
さっみーな、おい。
しばらくして電話が鳴った。
「はい、長瀬」
「はい、はいっ！あった？さっすが！はい、はい、それ持ってきてもらえます？」
「今からドローン持ってきてくれるってよ！」ﾊﾞｼｯ
『いたっ！』
屋敷に戻ると保安庁の人からブツを受け取る。
ビニール袋に入ったそれは
小型のドローンと付属品…と紐に繋がれた拳銃。
『拳銃！』
「…みーつけた」
白い手袋をして繋がれた拳銃を確認する。
「いやぁ、探してましたよ、凶器さん」
『な、長瀬さん！これ見てください！』
ドローンにぐるぐる透明テープで巻き付けられたそれ。ちゃんと防水用にビニール袋に入ってた。
『またマイクロSD？』
「犯人からのプレゼントだな。よし見るぞ」
それは、
俺が想像していたよりも
遥かに深い闇だった。
。
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ココナッツ(プロフ) - 那智さん» いつもありがとうございます!!さぁ、ついに真犯人の招待が！！ラストまで走り抜けますので、どうぞお付き合いくださいませ！！ (2018年7月27日 10時) (
レス) id: d0c3580366 (このIDを非表示/違反報告)
那智(プロフ) - ○上さんか、○山さんかなぁ〜？違うような気もするし、わかんない☆作るのうますぎで、隙がないです（笑）あとは、答え合わせ楽しみに読みます（笑） (2018年7月26日 23時) (レス) id: 5ff2229922 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - 那智さん» 予想では、誰ですか？ちょっと気になります。良ければ教えてください！ (2018年7月24日 6時) (レス) id: 983f5e223b (このIDを非表示/違反報告)
那智(プロフ) - う〜ん…なんとなぁく分かってきたけど、違う気がします(笑)もうちょい頑張ってみます☆ (2018年7月24日 2時) (レス) id: 5ff2229922 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» まだまだ、わかりませんよーとことん引っ張りますからねーいつもありがとうございます (2018年7月23日 17時) (レス) id: 983f5e223b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞やすばのなな∞ ココナッツ sangozygo SCCS x他3人 | 作成日時：2018年6月22日 18時
