側にいるだけで [完結]

喧嘩 ページ10

一緒に体操教室にいってから
すばる君は、コツを掴んだのか

以前にもまして

綺麗にバク転を決める




もちろん、補佐の仕事はそれだけじゃない



ある日

ものすごい音と悲鳴が聞こえた

すばる君と斗真たちと
そこに走る

そこには
胸ぐらを掴み合う１年と２年の先輩

「お前、何しとんねん」

すばる君が二人の間に身体を入れて
距離をとらせる

「お前に関係ないやろが」

すばる君の目付きがきつくなる


何か、言葉を発する前に
智君が

「おめぇ、自分のやったこと
わかってねぇの？」

って、すばる君の前にでた



興奮しきってる２年を横山君と翔君が
止める

同じように、潤君と章ちゃんが
１年を止めていた


理由を聞くために
暴れた二人は役ツキの人に連れていかれた


「亮、斗真、しめて解散しといてくれる？
任せたからね」


翔君の言葉に
二人で頷いた


台の上に立って



「ちょっと、今日は解散になるみたいです
明日はいつも通り
詳しくは明日、役ツキの方たちから
話があると思います
皆さん、今日は身体を休めて
明日からも一緒に頑張りましょう」


二人で声を張り上げた

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