側にいるだけで [完結]

全力 ページ19

１日休みを貰った身体は軽くて

すばる君の動きをやってみた

めっちゃ身体動く
それは、すばる君も同じだったみたいで

「りょー、今の良かったんちゃう？」

「すばる君、ばっちりっす」

なんて
全力で練習できた





「すばる君のおかげで、体調ばっちり
やし、完璧や」


斗真にそう言うと

「たまには、俺にも感謝してくれよー」

なんて…感謝してるよ
でも、恥ずかしくてなんか言われへん




「斗真もゆっくりできたやろ？」

「おう、もう朝まで爆睡だったよ」




「俺のおかげやな」

って、にかって笑ったった


「なんでだよ」

斗真と一緒に学食に走る

「唐揚げ定食、大盛。
斗真のおごりで」


なんて言うと

「亮、ばか、無理だってぇ」


レジで騒いでると
すばる君がきて

「二人…おごったる…」


なんて、俺と斗真に学食おごってくれた

その飯はめっちゃめっちゃ美味しかった


「すばる君、ありがとー
めっちゃ美味いー」


すばる君の耳が真っ赤やった…

なんで？

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