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にじゅうに ページ22

忠義と離れても…
あたしの生活は変わらない

ひとつだけ


すばるが前以上にあたしに優しくて
たまに

戸惑う…


スーツとヒールをまとって
仕事する


深夜の残業

ヤス君が珈琲を持ってきてくれた

「Aさん、ご飯いきましょ」

最近、よく誘われる
多分、大倉性から旧姓にもどしたから


「ね?ええでしょ?」

そうねぇ、と返事する前に
低い声が聞こえる


「ヤス、あかん。そいつは俺が連れて帰る」

「ふへっ?渋やん?」


そして、あたしの荷物を掴んで

「行くぞ…」

って、会社をでる

「ヤス君に悪い事したわ
せっかく誘ってくれてのに。残業続きで
可哀想って思ったんかな?」


すばるは黙ったまま

あの日から
もう、何ヵ月たったのかな…
あっという間に

猛暑はすぎて

夜は肌寒く感じてる




「もう、ええやろ…」


「えっ?」


すばるが背を向けたまま


「もう、前に進んでも…」



風が葉っぱを揺らす
すばるの声はかきけされた

にじゅうさん→←にじゅういち



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∞やすばのなな∞(プロフ) - みさこさん» ありがとーございます。満員電車で頭ひとつ飛び出てるのは実話です。すばるんなら、いくらでもカモンなのにー (2019年3月19日 21時) (レス) id: 2049b2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - めちゃさん» ありがとーございます。職場にすばるんがいたら…から始まりました。ほぼ願望です。 (2019年3月19日 21時) (レス) id: 2049b2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - ひ み ささん» ありがとーございます。いつもありがとう (2019年3月19日 21時) (レス) id: 2049b2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ - 追伸、素敵な作品ありがとうございました。仕事が忙しくて大変みたいだけどちゃんと休めるときは休んで体大事にしてね。 (2019年3月19日 12時) (レス) id: 3e577a13f9 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ - 無事に完結出来て良かったね。まずはお疲れ様でした。すばるくんと一緒に仕事が出来たら毎日薔薇色だなぁ〜と思いながら読んでおりました(笑)ななさんの作品はどれもすばるくんがかっこよすぎてついつい読み込んでしまうのよね。次回作また楽しみに待ってます。 (2019年3月19日 11時) (レス) id: 3e577a13f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:∞やすばのなな∞ | 作成日時:2018年3月13日 19時

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