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じゅうなな ページ17

少しの物音で目が覚める
その度にすばるが、背中をとんとんと
リズムを刻んでくれる

その温もりに
朝までやっと眠れた


「ちょっと早いけど、家まで帰るやろ?」

すばるが車の鍵を持って
あたしの手を引く


部屋に帰って
あたしと一緒に入ってきた


そう、すばるは忠義の荷物を段ボールに
詰めるために



だけど、もう何年も帰って来てないから
彼のものは少なくて


1つの箱に納まった



「なぁ、A、お前ここ引っ越せ」

「なんで?」

「俺が不安やから」



あたしはきっと、冷たい目で
すばるを見てたんやと思う…



気づいたすばるが



あたしの腕をとった

「この家の中で、色んな所で、
お前、抱いたらええんか?」



少し怖い顔のすばる
その頬に手をあてて


「すばるがそこまでせんでええよ…」

そう、そんな悲しい顔をしてほしくない




すばるの為に





あたしは引っ越しを決めた…

じゅうはち→←じゅうろく



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∞やすばのなな∞(プロフ) - みさこさん» ありがとーございます。満員電車で頭ひとつ飛び出てるのは実話です。すばるんなら、いくらでもカモンなのにー (2019年3月19日 21時) (レス) id: 2049b2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - めちゃさん» ありがとーございます。職場にすばるんがいたら…から始まりました。ほぼ願望です。 (2019年3月19日 21時) (レス) id: 2049b2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - ひ み ささん» ありがとーございます。いつもありがとう (2019年3月19日 21時) (レス) id: 2049b2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ - 追伸、素敵な作品ありがとうございました。仕事が忙しくて大変みたいだけどちゃんと休めるときは休んで体大事にしてね。 (2019年3月19日 12時) (レス) id: 3e577a13f9 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ - 無事に完結出来て良かったね。まずはお疲れ様でした。すばるくんと一緒に仕事が出来たら毎日薔薇色だなぁ〜と思いながら読んでおりました(笑)ななさんの作品はどれもすばるくんがかっこよすぎてついつい読み込んでしまうのよね。次回作また楽しみに待ってます。 (2019年3月19日 11時) (レス) id: 3e577a13f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:∞やすばのなな∞ | 作成日時:2018年3月13日 19時

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