阿笠 不謹慎な男 ページ8
阿笠side
安田さんとダイニングを出た。
安「Aちゃん、こういう時ってどこ探したらええ？(笑)」
「え？お詳しいのでは？」
安「まぁ、自信はあるかな？ぐらいやで(笑)」
「そうですか……」
安「いや、こんな状況やん？
不謹慎やけどさ、Aさんと二人っきりになれるチャンスかなーって」
「え？」
安「Aちゃん、タイプやなー。」
ほんと、不謹慎……
「あ、ありがとうご……ざいます……」
安「やっと二人っきりになれたやん？
で、こういう状況ってさ、恋に落ちやすいって知ってた？」
「いえ……」
安「映画とかでもよくあるやん。窮地に立たされた男女が……なっ！」
安田さんはわたしにウィンクをした。
「ち、地下とかじゃないですか？
ボイラー室とか？」
安「ふふ(笑)
Aちゃん、するどいなー」
「…………」
廊下に出て、地下へと続くドアを一つ一つ開けて確認した。
すると、1つだけ明らかに違うドアを見つけ、開けてみた。
「あった……」
薄暗い地下へと続く階段
地下室へ入ると、裸の豆電球がなぜか付いたままだった。
安「ビンゴ！」
そう言うと、懐中電灯で部屋中を照らす…
安「ウソやん……」
赤や黄色や緑色の配線の束たちは
何がどれかもお構い無しであるかのように
綺麗に切断されてた。
「安田さん、お詳しいのであれば修理できます？」
安「電気系統って言うても、パソコンとかには詳しいけど、こーゆう電気系統はさすがに……」
「……戻りましょうか」
ダイニングへ戻ると船を見に行った渋谷さん、村上さんも戻ってた。
村「安田さん、どやった？」
安「線めっちゃ切られてました。屋敷の照明とか空調とかは無事やったみたいでよかったけど、……あの修理は専門の人やないと無理です。」
村「ほぉか……
こっちも、ガソリン抜かれてたわ。」
渋「ほんま、なんやねん！」
その時、診察を終えた錦戸さんが戻り、ソファにドカッと座った。
錦「裕さん、貧血でした。」
その言葉を最後にシーンと静まり返った室内。
それぞれの顔には疲労が見える。
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sangozygo(プロフ) - やすこさん» やすこさーん！いつもありがとうございます。原作読んでるんですね。ちょいちょい設定を変えているのでその辺も楽しんで貰えたら何よりでございます\('ω')/ (2018年7月12日 15時) (
レス) id: 2d16d0288e (このIDを非表示/違反報告)
やすこ(プロフ) - いつも楽しみにしてます。原作も知ってるので予想しながら読んでますが、思わず、『うわっ』っとか声が出てしまうので、一人の時に読んでます。これからとても楽しみです。待ってます！ (2018年7月12日 12時) (レス) id: 6c276f17d6 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - 真希さん» 真希さん、いつもありがとうございます。まだまだですよー書いてる本人たちもたまにパニクります(笑) (2018年7月9日 17時) (レス) id: 983f5e223b (このIDを非表示/違反報告)
真希(プロフ) - はじめてコメントさせていただきます！えっ…どんな展開…続きが気になる…今までの流れを整理しながら続きを待ちたいと思います…。 (2018年7月9日 8時) (レス) id: eb0f9325f9 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - ひみささん» ひみささん！コラボメンバーのココナッツです！いつもお越しいただきありがとうございます！物語はついに被害者が…彼らを待ち受ける裁きとは?!是非一緒に解き明かしていってみてください！ (2018年7月4日 9時) (レス) id: d0c3580366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞やすばのなな∞ ココナッツ sangozygo SCCS
x他2人 | 作成日時：2018年1月13日 18時
