それからは ページ40
俺とAは羽翼の鳥のように
戦場を駆け回った
あの日も
城に火が放たれ
燃え盛る炎この中
Aと背中を合わせて
かかってくる敵と戦っていた
その綺麗な顔に傷を作っても
「亮となら、大丈夫。怖くない」
なんて言うA
その時、油断した俺の前に
敵の刀がふりかかった
が、痛くない…
俺の前にはAがいた
ふわっと俺に倒れかかるA
「亮…ぼぅとしとったらあかんやん
あんたは…渋谷軍の斬り込み隊長やろ？」
背中に刺さる刀
吹き出す真っ赤な血が
俺の手を汚す
「Aっ」
俺はAを抱きしめたまま
そこにいた兵士を
斬りまくった
その部屋には人の山ができていて
亮の身体にも
数本の刀が刺さっていた
Aの顔の血を拭って
その唇に唇を重ねる
「俺も今逝くからな…
離れ…へんって…約束やもんな…」
そう言って
身体に刺さっていた刀を抜いた
Aを抱きしめたまま
亮も炎に包まれた
城が燃える煙の中から
２匹の鳥が空に登っていった…
それを見たものは
そっと手を合わせたと言う…
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∞やすばのなな∞(プロフ) - 140143さん» はい。辞めずに頑張ります、あたしも歴史大好きなんですーこれからもよろしくお願いします (2017年9月22日 17時) (
レス) id: b027f73942 (このIDを非表示/違反報告)
140143(プロフ) - 歴史が好きな私にはどハマりの作品です。ななさんの描くeight達が大好きです。ゆっくりで良いので辞めないで続けて欲しいです。 (2017年9月22日 17時) (レス) id: 74964f9d95 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - じつはですね、家電チームに引退を阻まれまして(笑)あたしが、突きつけた課題を難なくクリアされてしまったんですよ、だから引退出来ないんです。これからもよろしくお願いします (2017年9月22日 17時) (レス) id: b027f73942 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - やっぱり泣けますね…(T_T) ななさん、細々でもいいので、続けてほしいです…わがままなお願いでスミマセンm(__)m (2017年9月22日 17時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - ユナさん» ユナさん、いつもありがとうございます。はまっていただけましたか〜そういって頂き嬉しいです。まだまだ続きます、最後までよろしくお願いします (2017年9月16日 6時) (レス) id: b027f73942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞やすばのなな∞
| 作成日時：2017年9月11日 0時
