黒い雨 (完結)

年上 ページ27

すばるが、いきなり

「俺、嵐になってくる」って

立ち上がって、楽屋を出た
みんな、え？ってなって
すばるを静かに追いかける

嵐の楽屋で
ソファに寝転んでる大ちゃんの所に
すばるが座って

「大ちゃん、あんな…
こないだ、イサキ釣りに行ったんやけど…」

って、話しかけてる

ぱちって、眠そうに目あけて
すばるの頭を撫でた大ちゃん

「あれはね、コツがあって…」

なんて、話てる

嵐の楽屋には誰も居なくて
なんだか、ゆっくり時間が流れてる

「なんか、ええな…」

俺の言葉に相葉ちゃんもニノも頷く

「あっ、ケーキあるよ
みんなで、食べよ！ヤスも呼んでくる」

相葉ちゃんが走っていった
ニノが苦笑で

「まぁ、どうぞ…」って

楽屋に招いてくれた
俺にぴったりくっついてきてる丸

「丸、ニノの横空いてるやん」

「裕ちん、あきません
そんなとこ、座ったらケーキなんて
たべれません」


いちいち、訳わからんわ…

帰宅→←楽屋

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