7 デート ページ7
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TH「あ!そうだ!ヌナにお願いがあったの思い出した!」
テヒョンが突然何かを思い出したかのように、ポンと手を叩く。
「なに?」
TH「今度俺とデートしようよ」
「…デート?」
TH「そう、デート。
俺たち2人で会ったことなくない?だからもっと俺のこと知ってもらおうと思って」
グクとゲームをする時にテヒョンもいたことは何回かあったけど、確かに2人きりでプライベートで会ったことはなかった。
「でも、何するの?」
テヒョンはアイドルなわけで、昼間からおおっぴらに外を歩いたりはできない。
デートなんて状況的に難しくない?と思った。
TH「さすがに変装しても昼から外を出歩いたりはできないからさ、夜。
俺ヌナを連れて行きたいとこあるんだよね」
「連れていきたいところ?」
TH「うん、すっごい心が浄化されるとこ。
ほんと綺麗だからヌナにも見てもらいたいなーって前から思ってたんだ」
「なに、夜景とか?」
TH「それは行ってからのお楽しみ」
綺麗なものを私と共有したいと思ってくれたことに素直に嬉しいなと思う。
「…わかった、じゃあ楽しみにしてる」
TH「え!ほんとに?俺断られるだろうな〜って思いながら誘ったのに」
「だって気になるんだもん。
心が浄化されるとこ、とかテヒョンが言うから」
ほんとはテヒョンの気持ちが嬉しかったからだけど、それを伝えるのは恥ずかしいから内緒にしておいた。
TH「じゃあさ、来週ぐらいでAヌナが次の日仕事休みの日教えてよ」
「え、いいよいいよ。私に合わせなくて!
テヒョンが次の日休みとか仕事が昼からの日にしようよ」
私達スタッフはシフト制だから休みもしっかり確保されているが、彼らはスケジュールがぎっしり詰まっている。
テヒョンの身体のことを考えると、テヒョンの仕事の予定に合わせる方がいい。
TH「いいの、俺が誘ったんだから。
次の日仕事だったらヌナしんどいでしょ」
「でもテヒョン忙しいのに、私の予定に合わせたらテヒョンの方がしんどいじゃん」
TH「ほら、俺ら休み少ないしそれ待ってたら会えるの遅くなっちゃうから。」
結局テヒョンがそう言って押し切ったから、来週私が次の日仕事が休みの日に会うことになった
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mii(プロフ) - はぁ、もうね大好き (2021年8月18日 8時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - はじめまして。とても感動しました。グク編も読みたいです^_^ (2021年2月6日 2時) (レス) id: 283143d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - 夏さん» 夏さん!コメントありがとうございますうう( ; ; )遊び人として書かれがちなテテちゃんですが、私は勝手にすごく一途な人だと思っててそれを書きたかったので、そう言ってもらえると嬉しいです…!早く続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月8日 18時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - はじめまして^ ^お話とてもおもしろいです!グクペンですが一途に主人公を思うテテ好きです(*^^*)どっちとくっつくかドキドキします! (2020年4月8日 0時) (レス) id: 13b7e644bd (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - Kumiさん» Kumiさんコメントありがとうございます!これからどんどんテテのターンになっていくので是非楽しみにしててください!(笑)早くこちらの続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月6日 3時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナノカ | 作成日時:2020年3月18日 22時