6 可愛い ページ6
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TH「ヌナ〜」
「あ、テヒョン。お疲れ様」
TH「ヌナもお疲れ様。もう帰るの？」
「あ、うん。もう帰ろうかなってところで…」
なるべく自然に。
そう思ってはいるけどやっぱり目の前のテヒョンを意識してしまい、なんだかぎこちなくなる。
ていうか無理でしょ！
ついさっき私この人に好きって言われたんだもん。
顔面の美しさで人殺せます、みたいな顔面国宝にそんなこと言われて冷静さ保てる人いる！？
TH「そうなんだ。ていうかヌナ、なんかよそよそしくない？」
「え？あ、そう？そんなつもりないんだけど」
あはは、とこれまたぎこちなく笑い返す私。
どうやら私のぎこちなさはテヒョンにも当たり前に伝わっていたみたいで。
TH「ヌナに俺のこと意識して欲しくて好きだって言ったけど、それでヌナと気まずくなったりしたくないから」
「…うん」
TH「だからそんなに深く考えないで今までみたいに普通にしてよ！」
「いや、うん。努力はするけど、意識するなって言われても勝手にしちゃうの！」
テヒョンは簡単なことのように普通にしてよ、なんて言うけどそれができたら苦労しない。
人に好きだって言われることなんてなかなかないことなのに、さらにその相手が今をときめく世界的アイドルなんて意識しない方が無理な話だと思う。
TH「え〜ヌナ俺のこと意識しちゃうんだ？可愛い」
「…は？！可愛いとかそんなこと軽々しく言うものじゃありません！」
TH「なんでそんな突然お母さんみたいな事言うの」
「だってテヒョンが突然そんなこと言うからでしょ！今まで言ったこともないのに！」
TH「だってヌナが可愛かったんだから仕方ないじゃん」
「ちょ…何で何回も言うの！」
TH「動揺しすぎだって。
もう好きだって伝えたんだから遠慮する必要ないでしょ？」
ね？と眉毛を上げて、おとぼけ顔で私に同意を求めてくるテヒョン。
「ね、って、私の心臓が持つ気がしない…」
可愛いなんて普段言われることのない生活を送っていたものだから、なんて反応したらいいのか分からないし恥ずかしくてたまらない。
テヒョンがこんな調子で、これから私の心臓大丈夫なのかな…
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mii(プロフ) - はぁ、もうね大好き (2021年8月18日 8時) (
レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - はじめまして。とても感動しました。グク編も読みたいです^_^ (2021年2月6日 2時) (レス) id: 283143d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - 夏さん» 夏さん！コメントありがとうございますうう（ ; ; ）遊び人として書かれがちなテテちゃんですが、私は勝手にすごく一途な人だと思っててそれを書きたかったので、そう言ってもらえると嬉しいです…！早く続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月8日 18時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - はじめまして^ ^お話とてもおもしろいです！グクペンですが一途に主人公を思うテテ好きです(*^^*)どっちとくっつくかドキドキします！ (2020年4月8日 0時) (レス) id: 13b7e644bd (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - Kumiさん» Kumiさんコメントありがとうございます！これからどんどんテテのターンになっていくので是非楽しみにしててください！（笑）早くこちらの続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月6日 3時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノカ
| 作成日時：2020年3月18日 22時
