47 あの日から ページ47
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あの日以降、グクは今までの比にならないぐらいのかなりの頻度で私の家にやってきた。
最初はあの日のいつもと違ったシチュエーションがよっぽどよかったんだろうかなんて思ったりもしたけど、グクはあの後あんな無茶を言うこともなかったし、なにより私を抱かない日も多かった。
ただ私の家にやってきては、私が作ったご飯を食べたいとねだるか、べったりと私にくっついているかのどっちかだった。
グクどうしたんだろう…
そんな疑問はもちろんあったけど、私は単純にグクとたくさん会えることが嬉しかった。
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そんな中、テヒョンからも連絡はまめにきていて。
テヒョンが『最近疲れとれないからヒーリングしたい！ドライブつきあって』と言うから、私たちは今海に来ていた。
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TH「うー、5月といえど夜の海は寒いね」
「ね、もうだいぶ昼はあったかくなったのに」
テヒョンはやっぱり私の家まで迎えにきて、こないだみたいにブラックコーヒーをくれた。
海沿いをしばらくドライブして、せっかくだからと車から降りてみたのだけど。
5月といえど、夜の海はとても寒かった。
風が吹くたびに隣のテヒョンは、ひい！なんて言って寒がっていたから私はその度笑いがこぼれた。
TH「でもさー、俺夜の海好きなんだよね」
「うん、私も」
TH「なんだろ、昼見るよりも冷たい感じがするけどその分澄んでるっていうの？それがいいよね」
テヒョンが言うことに心の中で共感する。
昼間の太陽に照らされた海も綺麗だけど、夜独特の寂しさを含んだ海が私もとても好きだった。
テヒョンと海沿いぎりぎりを歩く。
たまに思いのほか大きな波がやってきて、その水滴が私たちを濡らそうとする。
なんだか悪戯したくなってきて、テヒョンを海の方へ軽くポンと押してみた。
TH「うわ！なに、ヌナ」
私ももちろん手加減して押してるから、テヒョンが波に濡らされることなんてなかった。
驚いた様子のテヒョンが面白くて思わず笑いがこぼれる。
すると私がいたずらで押したってことに気付いたテヒョンは、やられたみたいな顔をして、
TH「ちょっとヌナ、こっちきてみ？」
なんてニヤっと口角をあげて手招きする。
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mii(プロフ) - はぁ、もうね大好き (2021年8月18日 8時) (
レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - はじめまして。とても感動しました。グク編も読みたいです^_^ (2021年2月6日 2時) (レス) id: 283143d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - 夏さん» 夏さん！コメントありがとうございますうう（ ; ; ）遊び人として書かれがちなテテちゃんですが、私は勝手にすごく一途な人だと思っててそれを書きたかったので、そう言ってもらえると嬉しいです…！早く続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月8日 18時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - はじめまして^ ^お話とてもおもしろいです！グクペンですが一途に主人公を思うテテ好きです(*^^*)どっちとくっつくかドキドキします！ (2020年4月8日 0時) (レス) id: 13b7e644bd (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - Kumiさん» Kumiさんコメントありがとうございます！これからどんどんテテのターンになっていくので是非楽しみにしててください！（笑）早くこちらの続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月6日 3時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノカ
| 作成日時：2020年3月18日 22時
