37 腕枕 ページ37
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その行為が終わったあと、その熱が冷めて少し冷静になって恥ずかしくてたまらなくなった。
こんな明るいところでグクに全身見られたんだ…
恥ずかしくて今なら死ねる…
グクは今、汗を流すためシャワーを浴びていた。
「ヌナも一緒にいく？」なんて彼は言ったけどそれは全力で断った。
するとグクは笑ってヌナ先に入っておいでっていうから、その言葉に甘えて私は先にシャワーを浴びた。
…グク、もういつも通りだったな。
あんな強引なグク初めて見た。
なにがそんなに彼の気に障ったんだろう。
どうして彼があんな態度を取ったのか分からなくて。
馬鹿な私は、もしかして、なんて期待してしまいそうになってそんなことありえるはずない、と頭を振る。
そうしていると、シャワーを浴び終わったグクがまだ濡れた髪をタオルで拭きながら出てきた。
その光景もとても色っぽくて心臓がドキドキする。
JK「シャワーありがとう」
「うん、髪ちゃんと乾かさないと」
すると、グクは私の髪を触る。
JK「ヌナもまだ半乾きじゃん」
そう言って、自分の髪を拭いていたタオルで私の髪の毛をわしゃわしゃ拭いてくれた。
ちょっと拭き方雑じゃない？
なんて思いながらも、なんだか嬉しくなる。
JK「なんか眠くなってきた」
時計を見るともう深夜1時。
眠いんだったらもうそろそろ帰るんだろうな。
そう思ったのだけど。
JK「ヌナ、ベッド行こ」
なんてグクは言って。
え？2回戦するの？
そう内心ヒヤヒヤしている私の気持ちを読んだのか
JK「さすがにそんな無理させないから。
ちょっとだけ寝たくて」
グクはそう笑うと、ソファに座っている私の背中と膝の下に手を入れて軽々と私の身体を持ち上げる。
私を寝室まで運ぶとゆっくり私をベッドに寝かせて、グクもその横に転がった。
今までその行為の後も私の家で寝るようなことはなかったから驚く。
JK「ちょっと2時間ぐらい寝させて」
そう言って、私の頭の下にその筋肉質な腕を通して自ら腕枕をしてくれた。
初めての展開に驚いていたけど、すぐにすやすやと寝息を立て始めたグクを見ていると私もだんだん眠くなっていつの間にか眠っていた。
彼は寝ぼけながらも私を抱きしめたりするから、なんだか切なくなって泣きそうになった。
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mii(プロフ) - はぁ、もうね大好き (2021年8月18日 8時) (
レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - はじめまして。とても感動しました。グク編も読みたいです^_^ (2021年2月6日 2時) (レス) id: 283143d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - 夏さん» 夏さん！コメントありがとうございますうう（ ; ; ）遊び人として書かれがちなテテちゃんですが、私は勝手にすごく一途な人だと思っててそれを書きたかったので、そう言ってもらえると嬉しいです…！早く続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月8日 18時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - はじめまして^ ^お話とてもおもしろいです！グクペンですが一途に主人公を思うテテ好きです(*^^*)どっちとくっつくかドキドキします！ (2020年4月8日 0時) (レス) id: 13b7e644bd (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - Kumiさん» Kumiさんコメントありがとうございます！これからどんどんテテのターンになっていくので是非楽しみにしててください！（笑）早くこちらの続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月6日 3時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノカ
| 作成日時：2020年3月18日 22時
