29 安心したのも束の間 ページ29
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テヒョンと蛍を見に行ってから3日経った日、グクから連絡がきた。
それはゲームをしに行ってもいいかという内容で。
グクが女の子とキスをしていたのを目撃して以来、私たちはメイク中しかろくに会話をしていなかった。
今まで通りにしなきゃと思うのにやっぱりグクの顔を見ると、あの時のシーンが頭に浮かんできて。
きっと私の態度はよそよそしかったと思う。
このままじゃ今までみたいには戻れなくなる。
どうしたらいいんだろう。
そう悩んでいた時のグクからの誘い。
『もちろん、いつでもきていいよ』
すぐにそう返信した。
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JK「おじゃまします」
「どうぞ」
JK「ごめんね、急に」
「ううん、全然大丈夫だよ」
いつでもいいよ、と返信したら
『じゃあ今日行ってもいい？』そう返事がきて。
仕事終わりにグクはそのまま私の家にやってきた。
JK「お腹すいた…」
「あ、もう出来てるけど食べる？」
JK「うわ、ヌナ最高。すぐ食べたい」
グクは久しぶりにヌナのご飯が食べたいと言って、私はグクが来る時間に合わせて料理を作った。
私が作った料理をおいしそうに口に運ぶグクを見ていると、すごく幸せな気分になって思わず笑いが溢れる。
JK「なに、ヌナどうしたの」
そんな私にグクも笑って尋ねる。
「ううん、おいしそうに食べてくれるから嬉しくて」
JK「だってほんとにおいしいから」
その言葉も私を嬉しくさせた。
いつも通りのグクと、そんなグクにつられて私もいつも通り接することができてすごく安心した。
JK「ヌナ、元気でたの？」
「え？」
JK「こないだ、元気なさそうだったじゃん」
「あー、ごめんね、グク心配してくれてたよね」
JK「うん。けどヌナ理由教えてくれなかったから」
少し拗ねたようにいうグクが可愛くて。
多分私は気が緩んでたんだと思う。
「もう大丈夫だよ、ありがとね」
JK「まあ、ヌナが元気ならそれでいいんだけど」
「うん、テヒョンがね綺麗なものを見に連れてってくれたの。それで私元気でて、」
そこまで言ってから、
あ、しまった。と思った。
私の発言は解釈の仕方によっては、テヒョンには相談したって思われても仕方ないような言い方で。
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mii(プロフ) - はぁ、もうね大好き (2021年8月18日 8時) (
レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - はじめまして。とても感動しました。グク編も読みたいです^_^ (2021年2月6日 2時) (レス) id: 283143d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - 夏さん» 夏さん！コメントありがとうございますうう（ ; ; ）遊び人として書かれがちなテテちゃんですが、私は勝手にすごく一途な人だと思っててそれを書きたかったので、そう言ってもらえると嬉しいです…！早く続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月8日 18時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - はじめまして^ ^お話とてもおもしろいです！グクペンですが一途に主人公を思うテテ好きです(*^^*)どっちとくっつくかドキドキします！ (2020年4月8日 0時) (レス) id: 13b7e644bd (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - Kumiさん» Kumiさんコメントありがとうございます！これからどんどんテテのターンになっていくので是非楽しみにしててください！（笑）早くこちらの続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月6日 3時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノカ
| 作成日時：2020年3月18日 22時
