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3 爆弾 ページ3









「え、じゃあ聞きますけど、その、テヒョンは私のことをラブ的な意味で好きなの?」






なんて恥ずかしい聞き方をしているのだと自分でも思ったが、それほどに私は動揺していた。








TH「そうだよ、ラブ的な意味でAヌナが好きなんだよ。気づいてなかった?」



「気づいてたらこんなに驚かないでしょ!」



TH「うん、確かにそれもそうだよね」








この顔面国宝は私に好きだと告白しておきながら、なんとも余裕に溢れた、いや余裕に溢れたというよりも、いつもの自由気ままな彼のままで。






本当に私を好きなのかと疑いたくなる。









「え〜…いや、でも信じられないよ。

なんでテヒョンみたいな人が私なんかを好きになるの」








あなた世界一の美青年なのよ?


世界中の女の子があなたに熱を上げてて、絶対誰でも選び放題じゃん!




実際、女優の○○がテヒョンに猛アタックしてる、とかそんな噂はスタッフの私の耳にも実際たくさん届いていた。









TH「う〜ん、それはね」







しばらく考えこむ素振りを見せると、







TH「ひみつ!」







テヒョンは、いひひと口を四角くして笑った。






TH「あ、俺呼ばれたからもう行かなきゃ。

ヌナのことは誰にも言わないから安心してね」








テヒョンの撮影の順番が回ってきたようで、奥からスタッフに呼ばれるとテヒョンはそう言い残して去っていってしまった。







秘密って、いやいや、まってよ。

ちょっと私のこの動揺はどうしてくれるの。


結局何も分かんないままじゃん…







グクを好きだとテヒョンにバレていたことで既に動揺していたのに、テヒョンは更にそれを上回る爆弾を落としていったのだった。









4 年下?→←2 どうしてバレた



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mii(プロフ) - はぁ、もうね大好き (2021年8月18日 8時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - はじめまして。とても感動しました。グク編も読みたいです^_^ (2021年2月6日 2時) (レス) id: 283143d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - 夏さん» 夏さん!コメントありがとうございますうう( ; ; )遊び人として書かれがちなテテちゃんですが、私は勝手にすごく一途な人だと思っててそれを書きたかったので、そう言ってもらえると嬉しいです…!早く続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月8日 18時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして^ ^お話とてもおもしろいです!グクペンですが一途に主人公を思うテテ好きです(*^^*)どっちとくっつくかドキドキします! (2020年4月8日 0時) (レス) id: 13b7e644bd (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - Kumiさん» Kumiさんコメントありがとうございます!これからどんどんテテのターンになっていくので是非楽しみにしててください!(笑)早くこちらの続きを書けるように頑張ります(*^^*) (2020年4月6日 3時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナノカ | 作成日時:2020年3月18日 22時

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