19話 ページ20
《タイプロール:ガンナー、ヒーロー名:メグメグ 認証完了。他に参加される人はいらっしゃいますか?》
「ほら、次Aっちの番だよ!」
「はぁ…仕方ないなぁ…、」
私も仕方なく機械に近づき認証する。
《タイプロール:スプリンター、ヒーロー名:A 認証完了。他に参加される人はいらっしゃいますか?》
Voidollに似た機械音声で私の名前が呼ばれる。
いいえのボタンを押すとウィイインとゲートが作動する。
《それでは、一時的にカスタムゲートをオープンします。》
ゆっくりと扉が開き、眩しい光が私を照らす。
「あ、来た来た!メグちゃーん、Aちゃーん!」
ゲートの向こうで見慣れたヒーロー達が手を振っていた。
びっくりしてメグメグを見ると彼女はいたずらが成功した時のような笑みを浮かべて走り出す。
再び視点を遠くにいるメンバーに向け、息をのむ。
リリカ、マルコス、ジャンヌ、サーティーン、…そして。
最後の1人を認識した途端進もうとしていた足が止まり、固まったように動かない
「ほら!Aっち!早く行くよっ」
ゲートから動かない私にメグメグが声をかける。
いや、動くわけないでしょ。…動けないって…
なんであの氷野郎が一緒にいるのさ。
「メグメグ、ごめん…私やっぱやめる」
「え!?ちょ、ちょっとAっち!?」
踵を返す私にメグメグが焦って戻ってくる。
っていうかメグメグ知ってるでしょ、氷野郎と私が仲悪いの。
なんでこの2人を繋げようとした。
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日向(プロフ) - 骸蜘髏巍屍龍さん!お久しぶりです!と言っても最近バグ少女で知ったばかりなのですが…。今日アダム推しになったのでありがたく読ませて頂きます。 (2020年8月2日 21時) (レス) id: 378262d87d (このIDを非表示/違反報告)
骸蜘髏巍屍龍 - ネウロさん» コメントありがとうございます。このサイトで別サイトの情報をお伝えするわけにはいきません。詳しくは、大事なお知らせから「作者のこれからのこと」を読んでください。 (2020年6月6日 2時) (レス) id: 9e88b8f2ee (このIDを非表示/違反報告)
ネウロ(プロフ) - 別サイトってどこでしょうか…?!続きが見たいです!! (2020年6月6日 1時) (レス) id: f75d0817e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:骸蜘髏巍屍龍 | 作成日時:2020年5月12日 15時