11話 ページ12
みんなの言葉に驚いて固まっていると先程料理を渡してくれた女性が私に説明してくれた。
どうやら和の国の昔からの言葉らしく、生物の命を頂戴して生きているのだから、命に感謝しないと。とのこと。
「い、いただきます…」
「ふふ、どうぞ」
クスクスと笑いながら私に説明してくれた女性はジャンヌさんと言うらしい。
ジャンヌ=ダルク、凄くカッコいい名前だ。
それからいろんな人の名前を教えてもらった。
白金の髪の女性は深川まといさん。
昨日声をかけてくれた赤ピンク色の派手な男性はルチアーノさん。
先程注意されてた少年は十文字アタリ君で、注意していた男性はジャスティス=ハンコックさん。
他にもたくさんいたが流石に覚えれる気がしない
ジャンヌさんは少しずつでいいですよ、と笑って言ってくれた。感謝。
それに寝坊で遅れている人もいるし、朝ごはんを別でとる人もいるみたいだ。
何人いるんだ?!ヒーローはっ!?
(※コラボ入れず28人です)
「Aちゃんはこの後どうするの?」
メグメグとはまた違った綺麗なピンク色をした女の子に声をかけられる。
名前は確か…えっと……魔法少女の…
「え。なに、リリカ。この後私とバトルの練習するって言ったじゃん」
「ち、違うよ!ただちょっと気になっちゃって…」
嗚呼、そうだそうだ。
リリカちゃんだ。リリカちゃん。
隣の席で膨れっ面をしている黄色の女の子は1文字違いでルルカちゃんだったはず。
「えっ、あー…うん。バトルのことでVoidollからチュートリアルを受けなきゃいけないの」
「うっわ、なっつ!」
興奮したように声を荒げたのは十文字アタリ君。
どうやら彼が1番最初に来たヒーローらしい。
「Voidollの指導、めちゃくちゃ厳しかったよ〜…僕泣きそうになったもん!」
「そうか?楽勝だったけどな!」
うわーん、と当時のことを思い出して泣いている可愛らしい少年か少女か分からない子(名前忘れた)に、アタリ君が自慢気に言う
「確かアダムとAは同じ世界線に居たんだろう?実力とかお互い知っているんじゃないのか?」
「「!!」」
カリャリ、と私は持っていたお箸をお皿に置いて彼を見る。
周りもヤバイ、と思ったらのか和やかだった空気が一気に冷えた。
「?…違うのか?」
「零夜!今そこ触れちゃいけないところだから!!」
どうした?、と首を傾げる零夜さんをみんながあちこちに責めている。
昨日の騒動見てただろ、お前!、と内心悪態つきながら私は彼に口を開いた。
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日向(プロフ) - 骸蜘髏巍屍龍さん!お久しぶりです!と言っても最近バグ少女で知ったばかりなのですが…。今日アダム推しになったのでありがたく読ませて頂きます。 (2020年8月2日 21時) (レス) id: 378262d87d (このIDを非表示/違反報告)
骸蜘髏巍屍龍 - ネウロさん» コメントありがとうございます。このサイトで別サイトの情報をお伝えするわけにはいきません。詳しくは、大事なお知らせから「作者のこれからのこと」を読んでください。 (2020年6月6日 2時) (レス) id: 9e88b8f2ee (このIDを非表示/違反報告)
ネウロ(プロフ) - 別サイトってどこでしょうか…?!続きが見たいです!! (2020年6月6日 1時) (レス) id: f75d0817e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:骸蜘髏巍屍龍 | 作成日時:2020年5月12日 15時