約束⑥【ヒロアカ】 (ページ36)

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約束250個目ページ36

「１番ビビるのは峰田くんにガリガリ君１つ」

「なんでオイラなんだよ！！」

「なんとなく

でも反応見たいのはつきくん焦凍くんペアだな
どんな風にビビるか気になる」

「わかる」

「そういや風使さんってこういうの平気なんだっけ？」

「Aちゃんはすごく笑って向こうをビビらせるよ」

「風使くんマジか」

「まじだよ」

百ちゃん青山くんペアまで進み、暇なので尾白くんたちとくっちゃべる

ヒーロー目指してなかったらこんな会話を日常的にしてたのかな、となんとなく考える

「……なんか、焦げ臭い？」

しかしそんな時、何かが燃えたような臭いが鼻腔を掠めた

気のせいかとも思ったそれは、徐々に存在感を放ってくる

臭いがする方向を見ると黒煙が空高く昇っていた

「……虎さん、あんな“個性”持ってる奴って私らの中に」

いましたっけ、と続くはずだった言葉は短いうめき声によって遮られた

後ろを振り向くと、ここにいるはずがない、いてはならないはずの奴がピクシーボブを殴り倒していた

「飼い猫ちゃんはジャマね」

顔から血の気が引く

「…………うそ」

「何で…！万全を期したハズじゃあ……！！」

「何で敵がいるんだよォ！！！」