約束⑥【ヒロアカ】 (ページ25)

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番外編【りそうのヒーロー】ページ25

※幼少期捏造

平仮名ばっかり

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いずくとかっちゃんはおっきくなったらヒーローになるっていつもいってる

かっちゃんはいずくに

「おまえはよえーしすぐになくからむりだ！」

っていってる

かっちゃんがそういうと、いずくはまたなきかける

いずくとあそんでるとき

「Aちゃんも、ぼくはヒーローになれないっておもう……？」

ってきかれた

「んー、わかんない！」

すなのおやまをペタペタつくりながらいうと、えー……っていわれた

「だっておっきくなったら、いずくなかなくなるかもしれないし、すごくつよくなってるかもしれないよ

あのね、ヒーローは“たにんにめーわくかけずにたにんのめーわくをこーむるひと”なんだって

おかあさんがいつもいってるんだー」

「そーなんだ！
それってどーゆーいみなの？」

いずくがキラキラなみどりの目でみてくる

それがすごくきれいで、にこりとわらう

「わかんない！」

「え」

「たぶんだけど、いつもわらってるってことじゃないかなあ」

「オールマイトみたいに？」

「……いずくがみせてくれたマッチョのひと？」

「わすれてたの！？」

「うん
だってヒーローになりないわけじゃないもん

わたしはおっきくなったらねえ、おべんとーやさんになりたい！」

おやまのてっぺんにきのぼうをさして

「かんせい！」

っておおきなこえでいう

いずくはビクッてしたけど、おおきなめをおおきくしてわたしをみる

「なんでおべんとーやさんなの……？」

「むふふ、それはねー！」

・

・

「どっかの幼馴染みたちが偏った食生活にならないように

っつーわけではい、弁当作ってみた」

コトン、といっくんとつきくんの机に弁当を置く

「……そんな会話してたっけ？」

「ふはは、動画に撮られてたんだよ
ほらつきくんも食べたまえ」

「仕方ねえから食ってやる」

「ありがと」