story46 ページ47
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「二日酔いやべーんだけど」
「くっせ!酒の臭いやべーから近寄んな!」
そう言って何やら臭いを消すためにミストをかけてきた直人
「………なぁ、広臣お前本気じゃねぇよな?」
「あ?なにがだよ急に」
本当は何の事かなんて分かってた
あいつへの気持ちがだんだん本気になってく自分がいるんだから
「Aちゃん、保健室に連れてきたんだよ。この前」
そう続ける直人の声に目線を逸らしながらも、水を飲みながら聞く
「あの子、お前に本気だぞ」
そう言う直人の目は俺をまっすぐと切なく見つめた。
「教師と生徒なんだからそんな事言われたって仕方ねーじゃん」
そうやって軽く笑ってい言う俺に、
直人は椅子から立ち上がって声を荒げた
「お前、まだあの子に手出してねぇよな?やめとけよ?本気で。」
「………わかってっから。」
そう言って保健室を後にして外の空気を吸いに出ると、
Aとあいつが抱き合ってた
_________勘弁してくれよ
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作者名:m氏 | 作成日時:2015年5月17日 9時