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story38 ページ39

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ああこの子か。


俺にはすぐに分かった。

”あいつ” の言ってた ”あの子” の正体は目の前にいる子だ








俺と同じく今年からこの学校へやって来た広臣は家が近く

俺と同じ中学の先輩後輩だった。




約10年ぶり程の再会で二人とも喜んでいた








広臣は俺に

「直人、生徒のことガチで好きになったことねー?」




俺は広臣に

「んな漫画みてーなことあるかよばか。」





そう言い放った

広臣は少ししてから、”だよなー” って言って笑った









なあ、広臣

この小さな女の子は結構本気だぞ?





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作者名:m氏 | 作成日時:2015年5月17日 9時

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