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story31 ページ32
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「青春だね〜〜」
先生が陽の光が差す方から声をだす
「お、起きてたんですか?」
「起きてたんすかって、俺のいねーとこでしてくれよな」
「私そんなつもりじゃなかったんで……」
「つかさ、お前俺のこと好きじゃねーの?」
何を聞いているか分かっているんだろうか
”教師と生徒”
分かってるよね?このチンピラ野郎
「なに、何処から聞いてたんですかもうっ!」
そう言って先生に近づいた私の手を掴んで、
先生は下から私の方を見つめて
「俺も男」
そう言った。
「教師と生徒じゃないですか」
「何がだめなの?」
「何がか分かんないんですか?」
「禁断の恋っつーのも、いーんじゃね?」
「からかわないでくださいよ」
「どこがからかってる?」
「………全部。」
そう言った私を、先生は立ち上がってさっきの本棚の間に連れ込んだ。
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作者名:m氏 | 作成日時:2015年5月17日 9時