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story15 ページ16

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「あっ……………ごめんなさい」


そう言って登坂先生の口から手を離した私の顔はきっと真っ赤









登坂先生はそんな私を見て

「なに?大胆だね〜、期待した?」


なんて余裕そうに顔を覗いてくる









”この人苦手”

そう思うと同時に


何故か残念に思ってしまった私





答えずに黙っていると、


「ねぇ、バイトしてんでしょ?」









………やっぱり神様は意地悪









「すみませんでした、校則破って」




って頭を下げて謝る私に、


さらに一言告げた登坂先生









「あ、やっぱ校則、破ってんの?」



この人…………最低。


確かめたんだダメなのかどうか









「あっ……その… 「図書委員やってくれるよね?」


そう被せられた私に拒否権なんてない







________「わかりました」





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作者名:m氏 | 作成日時:2015年5月17日 9時

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