あそこ！ -LAY- ページ39
SE「ひょん！あそこ。」
ファンの子達に手を振ったりしていたら、隣のセフンに話しかけられた。
ん？と言って、セフンが指差してる方を見る。
LA「あ、凛さん。」
SE「連れてこようよ！」
LA「え…いいの？」
SE「あのTシャツ着てるし、大丈夫じゃない？」
少し渋る僕を、無理やり引っ張る形でセフンが凛さんのところに連れて行く。
いや…いいんだけどさ…凛さん凍りついてる…よ？
あそこに居るって事は、出てもいいって事なんだろうけどさ。
SE「ほら！出るよ！！」
セフンが声をかけて、2人で腕を掴んで引っ張り出した。
ステージに出た途端に、驚きと歓喜の歓声が僕たちを包み込む。
凛さんもさすがプロ。嫌がっていたけど、ファンの子に向けて深々と頭を下げた。
その歓声に、メンバー達もこちらに気づいた。
チャニョルが満面の笑顔でこちらに走ってきたのを、セフンがタックルして止める。
LU「結局出ることにしたんだ！」
「…出た方が…いいかなって…。」
LU「じゃあこっち！レイも来る？」
LA「行く！」
CY「俺も…ぐふっ！」
付いてこようとしたチャニョルに、タオが回し蹴りを食らわせた。
別に付いてきてもいいんだけど…チャニョルはなんか…危ないかな。
LU「よし、行こ！」
ルハンが、凛さんの右腕に腕を絡める。
僕は、左腕に腕を絡めた。
「うわぁ…すごい歓声…。」
LU「両手に花でしょ？！」
SE「あ〜〜！ひょん達ずるい！」
凛さんをバックハグするセフナ。
凛さんも結構背が高いから、わりかし長身の4人が団子状態になってるシュールな図。
LA「これで悪口とか、アンチの声が飛んでこないってすごいね。」
聞こえるのは歓声だけ。
普通なら、ここまで男女が絡んでたら、騒ぎ出すペンの子もいるのに。
前に、泣き出してしまった子も見た事がある。
「いいペンの方達を持ったよね…。」
そう言って、ペンの子達に向けてお辞儀をして手を振った。
4人で固まって歩いている間も、お辞儀を何回もして、何回も手を振っていた。
この公演が終わってすぐに、凛さんと僕達でのカップリングが出来たのは言うまでもない。
事務者側も、それに合わせて、凛の生まれた年を公開したくらいに、
すごい勢いで人気が広まっていった。
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ma-mare-do(プロフ) - chiiiさん» コメありがとうございます！更新頑張ります♪…突然ですが、私もchiiiさんの作品読ませていただいてます！chiiiさんも更新がんばってください♪ (2013年2月26日 22時) (
レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
chiii(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます^^！続き気になる〜TT更新がんばってください♪ (2013年2月26日 22時) (レス) id: 5023b1dd2e (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - うぎょんさん» マネの言う事もあながち間違ってはいないんですけどね…。 (2013年2月26日 21時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - 亜夜さん» コメありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2013年2月26日 21時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
亜夜 - マネオッパT^T 病院に行かせてあげて！！ 毎日の楽しみです！更新ガンバって下さい(*^_^*) (2013年2月26日 17時) (レス) id: f0eb31b4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ma-mare-do | 作成日時：2013年1月21日 21時
