前の話 ページ30
「私がイーシンさんと知り合ったのは、今から6年半…くらい前ですかね。
皆さんがデビューするより前です。
ティーザーも公開されていないと思います。デビューの話はあったと思いますけど…。」
LA「デビューはもう決まってたよ。確かね。」
「まぁ、それくらいの頃です。
知り合ったのは病院ですね。
私がいた病室に、相部屋として急遽入ってきたのがイーシンさんでした。
相部屋を許可するつもりなんて全く無かったのに、なぜか許可したんですよね…。
その時、私は高校生でした。」
BH「なんで入院してたの？」
「理由は色々あるんですけど…一番はこれですかね。」
右手の袖を上にまくり上げて、手首を上にする。
うっすらとではあるけど、手首を横切るように付いている傷跡。
BH「これは…？」
「切られたんです。
いじめ…ですかね。
顔をかばおうとした所をざっくり…。
私、持病があって。
それと、あとは精神面で入院ですかね。」
誰もそこには触れなかった。
悪いと思っているのだろうか…。
「詳しくはイーシンさんに聞いてください(笑)
イーシンさんから、るぅはんさん、チェンさん、ジョンイン、セフナと知り合いました。
それまで、私は韓国人が怖かったんです。
手首を切ったのは韓国の人だったから…。
それを治してくれたのは、その皆です。」
にっこりと笑って先を続ける。
「その後は…デビューステージの時ですね。
デビューステージを見に行った次の日、私は韓国を離れました。
誰にも言わずに。
いなくなった事を知ったのは、それより少し後の事だと思います。
私はイギリスに行って、大学に入学しました。
大学院まで行って、約5年イギリスにいました。
人より少し早く卒業できたんです。」
SH「どこの大学に行ったの？」
「ケンブリッジ大学です。経済学部に入学しました。」
SH「そ…そう。」
「大学在学中に行った日本でスカウトされて、日本でデビューしました。
歌手になるのが夢だったんです。
大学卒業後は、歌手と並行して仕事をしています。
家の会社を継いだ…って事ですかね。」
SE「え…？凛と同時にって事？」
「イーシンさんには言ったけど、他の人には言ってないかな。」
SE「…どういう事？」
「ちょっと待ってて。
見せたほうが早いや。」
一度部屋に戻って、カバンの中をごそごそ漁る。
指に紐を引っ掛けて、もう一度リビングに戻った。
「…これです(笑)」
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ma-mare-do(プロフ) - chiiiさん» コメありがとうございます！更新頑張ります♪…突然ですが、私もchiiiさんの作品読ませていただいてます！chiiiさんも更新がんばってください♪ (2013年2月26日 22時) (
レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
chiii(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます^^！続き気になる〜TT更新がんばってください♪ (2013年2月26日 22時) (レス) id: 5023b1dd2e (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - うぎょんさん» マネの言う事もあながち間違ってはいないんですけどね…。 (2013年2月26日 21時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - 亜夜さん» コメありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2013年2月26日 21時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
亜夜 - マネオッパT^T 病院に行かせてあげて！！ 毎日の楽しみです！更新ガンバって下さい(*^_^*) (2013年2月26日 17時) (レス) id: f0eb31b4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ma-mare-do | 作成日時：2013年1月21日 21時
